熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中村修二(続き)

2015-02-23 20:19:33 | Weblog
「中村修二劇場」の後半部分で興味を引いた言葉です。

「優れた研究者に成果を出させたかったら、放って置くのが一番。本当に優れた研究成果を出すには、会社の言うことを聞いてはいけない」

「マスコミが書かない事実」
①発明報酬で企業は潰れない ⇒ 財界トップの発言として、「200億円支払ったら企業が潰れてしまう」とあるが、超過利益が1200億円ある会社が200億円支払っても潰れるわけがない。

②サラリーマン技術者の声 ⇒ 大企業の経営者や財界トップにばかりコメントをもらいに行き、サラリーマン技術者への取材がない。

③最初に訴えたのは誰か ⇒ 青色LED訴訟は反訴である。日亜価格からトレードシークレット違反の疑いで提訴されたので反訴した。

④日米の司法制度の違い ⇒ 「デイスカバリー」と「デポジッション」の徹底という点で日本の司法は遅れている。法廷における議論の徹底ども大きく違う。米国では3日間ほどかけて原告、被告、裁判長が議論する。その間陪審員が同席している。裁判長も陪審員も事案に対して詳しくなる。これに対して、日本では、基本的な応酬は書面で行い、時間も短く、裁判長は黙って聞いているだけ。

⑤準備書面の存在と内容 ⇒ 日本の裁判は準備書面の応酬で決まる。書面の内容が全て。


中村修二さんの一方的な見解ですが、思わず頷いてしまいますね。








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コメント
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