熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

公私混同

2016-05-15 20:41:28 | Weblog
高額な海外出張費や、公用車での別荘通い、政治資金の私的流用と留まるところを知らない都知事の公私混同が続いています。

次々と浮かぶ問題から露呈したのは、市民感覚からかけ離れた舛添要一・東京都知事の公私混同ぶりと、公金を使うことへの鈍感さです。

これが都政のトップの感覚なのかとあきれるばかりです。

舛添都知事の釈明会見を見ていましたが、あの言い訳に開いた口がふさがらなかったですね。

知事就任前の2013年と14年に千葉県のホテルで開いた会議費約37万円は、実際は家族4人の宿泊費だったことが週刊誌の記事で明らかになりました。

いずれも正月に訪れ、プールも利用していたというのですから、完全に家族サービスでしょう。

舛添氏の説明では、宿泊の間に衆院選や都知事選について事務所関係者と会議したので政治活動にあたるが、「誤解を招いた」ので返金するというものですが、信じられませんね。

本当に見苦しい言い訳です。

本人分だけならまだしも、家族の宿泊費までも政治活動費と称するのは無理筋がすぎます。

家族との旅行先でビジネスマンが緊急の仕事を処理したとしても、丸抱えで出張費になるはずがないのは常識です。

ホテルでの会議は「事務所関係者」と行ったというが、「政治の機微に触れる」と人数さえ明らかにしなかったので、本当に会議は開かれたのか、疑いは晴れていません。

舛添氏は、「説明責任を果たした」と言っていましたが、都民はどう思うのか。

このまま何の動きがないと、舛添氏の見苦しい言い訳を信じたことになってしまいます。

都庁には、抗議の電話が数多く寄せられているとのことですが、もう一歩踏み込んで、都知事を辞職に追い込むような、リコールの署名活動を展開すべきです。

都民の意識が問われています。







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