少し長いタイトルですが、「なぜ、デンマーク人は幸福な国を作ることに成功したのか。どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか」という本を読みました。
筆者が考える、理想の国家、デンマークのシステム、デンマーク人の国民性について書かれた本です。
最近、スカンジナビアモデルについて紹介された記事を目にする機会が増えてきましたが、デンマークはその中でも特に優れた国家運営システムを確立している国だそうです。
この本によると、デンマークは、医療費・教育費は国が負担する、18歳からは国が扶養義務を持つ、食料自給率は300%を超えている、エネルギー自給率は156%を達成している等の高福祉国家です。
当然、税負担は大きくなりますが、国民の税負担に対する不満はないそうです。
それは、税金の使い道について国民的合意が得られているからです。
日本で高福祉、高税負担のモデルを導入しようと提案しても、大半の人は賛成しないでしょう。
それは、日本国民が政府を信頼していないからです。
国土交通省の道路特定財源の無駄遣い、厚生労働省・社会保険庁の年金財源の無駄使い、天下り役人の高額退職金、官製談合、等々、国民が政府を信頼できる基礎ができていません。
このようなときに、増税提案をしても受け入れられるはずはありません。
この単純な理屈が分かっているのかいないのか、与党の増税やむなしの議論にはあきれるばかりです。
しかも、無駄使いをなくす具体的な提案がなく、増税の後に無駄使いをなくすことを委員会で検討するということでは、全く受け入れられる余地がありません。
政治家は国民の代表であるということを忘れています。
デンマークと日本を比較した、この本を読んでいると、日本の悪さが目立ち、本当に怒りを覚えます。
憲法に定められた国民主権を実現するために、私利私欲のためでなく、国民のために働く政治家、政党を選挙で選ぶことが大切です。
次の衆議院選挙が日本の未来のために重要な選挙になります。
私もじっくり考えて投票することにします。
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日記@BlogRanking
筆者が考える、理想の国家、デンマークのシステム、デンマーク人の国民性について書かれた本です。
最近、スカンジナビアモデルについて紹介された記事を目にする機会が増えてきましたが、デンマークはその中でも特に優れた国家運営システムを確立している国だそうです。
この本によると、デンマークは、医療費・教育費は国が負担する、18歳からは国が扶養義務を持つ、食料自給率は300%を超えている、エネルギー自給率は156%を達成している等の高福祉国家です。
当然、税負担は大きくなりますが、国民の税負担に対する不満はないそうです。
それは、税金の使い道について国民的合意が得られているからです。
日本で高福祉、高税負担のモデルを導入しようと提案しても、大半の人は賛成しないでしょう。
それは、日本国民が政府を信頼していないからです。
国土交通省の道路特定財源の無駄遣い、厚生労働省・社会保険庁の年金財源の無駄使い、天下り役人の高額退職金、官製談合、等々、国民が政府を信頼できる基礎ができていません。
このようなときに、増税提案をしても受け入れられるはずはありません。
この単純な理屈が分かっているのかいないのか、与党の増税やむなしの議論にはあきれるばかりです。
しかも、無駄使いをなくす具体的な提案がなく、増税の後に無駄使いをなくすことを委員会で検討するということでは、全く受け入れられる余地がありません。
政治家は国民の代表であるということを忘れています。
デンマークと日本を比較した、この本を読んでいると、日本の悪さが目立ち、本当に怒りを覚えます。
憲法に定められた国民主権を実現するために、私利私欲のためでなく、国民のために働く政治家、政党を選挙で選ぶことが大切です。
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