熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

スカイツリー

2013-03-10 17:49:12 | Weblog
セミナーに参加した帰りに、時間があったのでスカイツリーを見に行ってきました。

初スカイツリーです。

半蔵門線の押上駅からエスカレーターで1階に上り、外に出て見上げてみるとスカイツリーが。









31階のレストラン街からは、東京の街が一望のもとに。






ソラマチ商店街をぶらぶら。






スカイツリーも開業からかなり経ったので、平日の昼間は混雑していませんね。

今が見頃かもしれません。





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グローバル知財戦略

2013-03-09 19:05:32 | Weblog
知的財産研究所主催の「グローバル知財戦略会議事業講演会」に参加してきました。

この講演会は、二部構成で、前半は米国弁護士による「米国企業の知財戦略動向」、後半は中国弁護士による「中国企業の知財戦略動向」です。

前半の内容は、米国企業は特許管理会社に特許権を譲渡してライセンス収入を得ているが、日本企業ではソニーを除いてほとんど行っていない。
特許権活用のために、米国企業のやり方を見習ったらどうですか、という内容ですね。
特許管理会社を活用することによる企業のメリット(節税、訴訟リスクの低減等)は、参考になりましたね。

後半の内容は、中国知財出願の動向、大手企業・中小企業の知財発展動向が主なものですが、既にわかっている内容でしたね。

実務家を対象とした講演なので、もう少し踏み込んだ内容にして欲しかったですね。

今後の講演会に期待しましょう。






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職務発明制度の改正

2013-03-08 08:29:42 | Weblog
政府は今後10年間の知的財産戦略となる「知財政策ビジョン」の論点整理をまとめたそうです。

企業の研究者ら従業員が仕事で発明した「職務発明」について、現在は従業員が保有している特許権を、出願時点から企業が持つことを認める見直し案を検討するとのこと。

従業員には企業に報酬を求める権利を与えることで、企業が訴訟で想定外の高額支払いを迫られる事態を減らすのが狙いらしい。

早速、政府の知的財産戦略本部のHPを見てみると、最新の議事次第の中に、職務発明制度に関する論点整理が掲載されていました。

その内容は以下の通りです。

1.我が国の職務発明制度について、企業のグローバル活動を阻害しないような在り
方は如何なるものか。

2. 職務発明制度の在り方に係る整理にあたっては、産業構造や労働環境が大きく
変化している状況も踏まえつつ、以下のような観点から検討すべきではないか。
①発明者に対する支払いの予見性を高める観点
②発明者への支払いが発明の譲渡に対する対価と考えるべきか、追加的な報
酬と考えるべきかという観点
③従業者の報酬については一般的には労働法で規定されているとこ
ろ、発明の対価に関しては職務発明規定として特許法で規定されていること
について、労働法の視点からも職務発明制度について整理する観点
④グローバルな制度調和の観点

具体的な決定内容は、これから公表されるのでしょうが、どうやら職務発明の特許を受ける権利を使用者に帰属させ、従業者には対価を認めることがキーらしい。

どのような規定にするのかが問題ですが、現行規定と変わらないような制度では改正の意味がないでしょうから、中国のように対価を具体的に法律に明記することになるのでしょうね。

訴訟を避けるために法律で対価を明記することが妥当なのか、疑問はありますね。

裁判所の役割を制限するような議論はどうかと思いますね。

今後の議論の進め方に注目していきましょう。





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南イタリア最終日とお土産

2013-03-07 17:57:59 | Weblog
南イタリア10日間の旅もいよいよ最終日。

ホテルからバーリー空港へ向かいます。









バーリー空港は初めてですが、地方空港らしい雰囲気がありました。

バーリー空港からミュンヘン空港へ向かい、航空機を乗り換えて成田空港へ。

楽しい旅も終わりです。
次は、トルコかスイスに行くことにします。


さて、今回のお土産は。

イタリアといえば「パスタ」。




そしてパスタソース。




いつものお菓子。




イタリアワインとレモンチェッロ。




ルフトハンザ機内で頂いた各種ジャム、ピノキオの人形、リゾット。





こうして見ると、お土産は買い過ぎかもしれませんね。






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社友会

2013-03-06 22:27:39 | Weblog
元企業の定年退職者の集い「社友会」に参加してきました。

例年、12月に行われているのですが、今年から3月開催ということになったそうです。

会場の高輪プリンスホテルへ行くと、大勢の人が集まっていました。
その数、何と1000名を越えています。
広い会場が狭く感じますね。

昨年の企業のトピックスを映像で見てから、社長挨拶。
これが長い挨拶で、30分間立ちっぱなしで聞いていなければならないのは、60歳を越える人には辛いものがありますね。

ようやく乾杯の挨拶となりましたが、これも話が長い。
喉が渇いたので、思わず飲んでしまい、乾杯をするときにはグラスの底に液体が少し残っている状態でした。

挨拶は出来るだけ短くして欲しいものです。

さて、不満はこれぐらいにして、乾杯の後は、食事を取りながら懇談です。

お腹が空いていたので、お寿司、中華、ローストビーフを立て続けに食べてやっと一息。

昔の仲間を探して、しばし懇談。

皆から「お前若いな〜、髪の毛を染めているのか?」とお褒めの言葉。
「染めてないよ」と返事をしましたが、若いと言われて悪い気はしませんね。

そう言われてみれば、私と同年代の人だけでなく、私より若い人も、何だか老けて見えましたね。

会場で先輩弁理士を見つけて、情報交換。
先輩弁理士は、今年の3月末で大学の知財管理アドバイザーをやめて独立して仕事をするそうです。
「一緒に仕事をやろう」と誘われました。
いろいろな場面で協業していきたいですね。

楽しい懇談も終わり閉会に。

また来年お会いするまで、皆さんお元気で。





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南イタリア8日目(続き)

2013-03-05 19:22:26 | Weblog
アルベロベッロを散策して昼食を済ませたあと、世界遺産「マテーラの洞窟住宅、サッシSassi」を見学します。

南イタリアの明るい雰囲気とは対照的に寂しげな街並みのマテーラ。



























洞窟教会「サンタ・マリア・デ・イドリス教会」が見えてきました。
岩の上部に十字架があるのが特徴の教会です。









17世紀に建てられた高台にあるサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会です。







洞窟住宅の内部を見学します。

















マテーラの洞窟住宅見学を終えてアルベロベッロに戻り、夕食を済ませたあと、夜の旧市街を散策することに。












南イタリア旅行も明日はもう帰国の日、楽しい時間は早く過ぎていきますね。





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南イタリア8日目

2013-03-04 09:20:34 | Weblog
南イタリア8日目は、アルベロベッロ旧市街を散策します。

標高415mの丘の上にあるアルベロベッロは、イタリア語で「すばらしい木)という意味を持っています。
緑の木々が茂るこの街に、トゥルッリという真っ白な壁に灰色の円錐形の屋根を持つ建物が数多く建っています。

旧市街の中心にあるホテルの高層階のベランダからは、このトゥルッリがよく見えます。






ホテルから徒歩で旧市街を散策します。




おしゃれをしたシャイな女の子がいました。





ヴィトリオ・エマルエーレ大通りに建つサンティ・メディチ・エ・ダミアーノ教会を見学します。





















再び旧市街を散策。




18世紀に建てられた、トゥルッリの中でも唯一2階建てのトゥルッロ・ソヴラーノ。







内部を見学します。








更に旧市街の奥へ。
























昼食後は、世界遺産「マテーラの洞窟住宅」を散策します。





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頓挫した特許庁のシステム開発

2013-03-03 08:34:39 | Weblog
TBSの報道特集で、「頓挫した特許庁の巨大システム開発」についてのルポを放送していました。

特許庁が5年前から進めてきた基幹系システムの刷新プロジェクトを中止する方針を固めたそうです。

当初は2011年1月の稼働を予定していたが、業務分析の遅れなどから要件定義と設計が難航し、稼働を3年遅らせたが、立て直すことができませんでした。

要となるシステム設計とシステム基盤の構築については、東芝ソリューションが入札予定価格の6割以下の99億2500万円で落札しました。
プロジェクトが始まると、現行の業務やシステムを理解した職員と技術者が足りない問題が表面化、進行が滞りました。

特許庁はアクセンチュアと30億円超の契約を結び、同社にプロジェクト管理支援を委託していたが、それでも遅れは防げなかったそうです。

特許庁のシステム刷新を巡っては、外部の有識者による「特許庁情報システムに関する技術検証委員会」が現在、プロジェクト継続の可能性を調査しています。

近々、同委員会が報告書をまとめる計画ですが、システム刷新に携わる関係者によれば、報告書はプロジェクトの中止を促す内容になる可能性が高言われています。
報告書を受けて、特許庁はシステム刷新の中止を決めるとみられ、結局、貴重な税金55億円が無駄に使われたことになります。

この55億円は、特許庁が東芝ソリューションに損害賠償請求を行うらしいのですが、どの程度賠償されるかはわかりませんし、そもそも特許庁の責任の所在についても明らかにしなければいけませんね。

このプロジェクトには、さらに大きな問題が。
東芝ソリューションにソフトウエア技術者を派遣している会社が暴力団に関係する会社で、国家事業に暴力団が関与して、税金が暴力団の資金になっているという恐ろしい話があります。
これから警察が調査に入るのでしょうが、東芝ソリューションは「知らない」の一点張りで、特許庁は「下請けについては何も知らないし、管理責任もない」との信じられないコメント。
特許庁はTBSのカメラ取材を受けずに、音声のみの取材という閉鎖的な対応をしています。
開かれた特許庁のイメージが崩れますね。

私も企業の電子出願システムの導入に関与しましたが、現行業務を理解した人がシステム開発に関与しないととんでもない結果になります。
また、現行業務をそのままシステム化するのではなく、現行業務を効率的に改善した後でシステム化することが必要です。

特許庁のシステム開発は、この点が欠けていたようです。

税金の無駄遣いが、また、明らかになりましたね。





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南イタリア7日目

2013-03-02 09:02:00 | Weblog
沖繩旅行で中断していた「南イタリア旅行記」を再開します。

南イタリア7日目は、ひたすらバス移動です。

タオルミーナからメッシーナへ向かい、そこからフェリーに乗って、シチリア島からイタリア本土へ渡ります。
と言っても対岸が目視できる程の距離で、私でもゆっくり泳いで渡れそうな距離です。

メッシーナの港を出発。








ゆっくりする間もなく対岸の港へ到着。

ここからはひたすらバスの旅。
アルベロベッロのホテルへ着いた時は、もう日が暮れていました。
アルベロベッロのホテルは、旧市街の中心部という恵まれた場所にあります。

早速、夜の旧市街散策。












夜のトゥルッリもいいものですね。








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弁理士研修

2013-03-01 18:36:57 | Weblog
産学連携についての研修を受講してきました。

この研修は二部構成で、前半はTLOの社長さんが「TLOから見た、大学・企業間における技術移転の現状と課題解決」について説明されました。
流石にフロントラインで活躍している方の説明は、具体的で参考になりますね。
私も大学と企業との共同研究についてのコンサルティングを行っているので、共感できる内容が多かったですね。
このような実務者に有益な研修が増えてくるといいのですが。

後半は、大学教授による「知的財産を利用した大学・企業間の連携」というお話です。
学者や研究者の説明は、概略的、抽象的な内容が多く、実務者にとってはあまり参考になる点がないのですが、今回も既に知識として獲得している内容が多かったですね。

今回の研修で気になる点が一つ。
前半のTLOの方が「安倍政権の補正予算の大盤振る舞いで、大学の現場は何に使おうか大慌てです。そんなに予算があっても、そもそも研究者の数が足りないので、まともな使い道にならないのでは」と危惧していました。
後半の大学教授の方も「補正予算がかなり多く付いたので、これから何に使うか考えないといけない」と喜んでいるようでしたね。

最後に受講者から「東日本大震災、福島原発事故で困っている人が多く、日本の財政も借金で大変です。これ以上無駄使いは許されないと思うのですが、どのような覚悟で税金を使うのでしょうか?」という厳しい質問があり、講師も回答に困っていましたね。

本当に必要な予算はそれほど多くなく、それ以上に予算がつくと無駄使いになるということですね。

アベノミクスがムダノミクスにならなければいいのですが。






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