知的財産研究所主催の「特別研究員中間報告会」に参加してきました。
中間報告会の報告テーマは「中国企業の対外M&Aとイノベーション活動の実態ー特許データを用い
た実証分析」と「イノベーションを促進する企業の報酬制度と特許制度について」の2つです。
私が興味を持ったのは、後半のテーマです。
特許法35条の改正で企業の報酬制度を設計する自由度が高まったとされていますが、そもそもイノ
ベーションを促進する報酬制度とは何かを研究するものです。
中間報告では、イノベーションと報酬制度について伝統的な経済学の考え方、イノベーションに関す
る報酬についての新しい経済理論を紹介して、従業者間の協力と報酬制度についての伝統的な経済学
の考え方、近年の経済学の考え方を紹介しています。
最後に、理論モデルに関する展望、課題を挙げています。
中間報告なので理論モデルの検証までは踏み込んでいませんが、かなり興味のある報告でした。
私も特許法改正後の研究者のモチベーションを高める報酬制度に関する論文を書いていますが、今回
報告のあった経済学の研究内容については、調査していませんでした。
初期の失敗に対して寛容で長期的な成功に対して報酬を与えることが望ましい、個人報酬よりもチー
ム報酬のほうがイノベーションを促進するのに有効であることが分かり、幸い、私の論文の結論と同
じなので自信を得ましたね。
最終報告会を楽しみにしています。
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た実証分析」と「イノベーションを促進する企業の報酬制度と特許制度について」の2つです。
私が興味を持ったのは、後半のテーマです。
特許法35条の改正で企業の報酬制度を設計する自由度が高まったとされていますが、そもそもイノ
ベーションを促進する報酬制度とは何かを研究するものです。
中間報告では、イノベーションと報酬制度について伝統的な経済学の考え方、イノベーションに関す
る報酬についての新しい経済理論を紹介して、従業者間の協力と報酬制度についての伝統的な経済学
の考え方、近年の経済学の考え方を紹介しています。
最後に、理論モデルに関する展望、課題を挙げています。
中間報告なので理論モデルの検証までは踏み込んでいませんが、かなり興味のある報告でした。
私も特許法改正後の研究者のモチベーションを高める報酬制度に関する論文を書いていますが、今回
報告のあった経済学の研究内容については、調査していませんでした。
初期の失敗に対して寛容で長期的な成功に対して報酬を与えることが望ましい、個人報酬よりもチー
ム報酬のほうがイノベーションを促進するのに有効であることが分かり、幸い、私の論文の結論と同
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