熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

研究員中間報告会

2016-10-20 17:22:07 | Weblog
知的財産研究所主催の「特別研究員中間報告会」に参加してきました。

中間報告会の報告テーマは「中国企業の対外M&Aとイノベーション活動の実態ー特許データを用い

た実証分析」と「イノベーションを促進する企業の報酬制度と特許制度について」の2つです。

私が興味を持ったのは、後半のテーマです。

特許法35条の改正で企業の報酬制度を設計する自由度が高まったとされていますが、そもそもイノ

ベーションを促進する報酬制度とは何かを研究するものです。

中間報告では、イノベーションと報酬制度について伝統的な経済学の考え方、イノベーションに関す

る報酬についての新しい経済理論を紹介して、従業者間の協力と報酬制度についての伝統的な経済学

の考え方、近年の経済学の考え方を紹介しています。

最後に、理論モデルに関する展望、課題を挙げています。

中間報告なので理論モデルの検証までは踏み込んでいませんが、かなり興味のある報告でした。

私も特許法改正後の研究者のモチベーションを高める報酬制度に関する論文を書いていますが、今回

報告のあった経済学の研究内容については、調査していませんでした。

初期の失敗に対して寛容で長期的な成功に対して報酬を与えることが望ましい、個人報酬よりもチー

ム報酬のほうがイノベーションを促進するのに有効であることが分かり、幸い、私の論文の結論と同

じなので自信を得ましたね。

最終報告会を楽しみにしています。









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釜山・長崎クルーズ6日目(最終日)

2016-10-19 19:37:31 | Weblog
釜山・長崎ショートクルーズも、いよいよ最終日です。

明日の朝は、横浜大桟橋に入港します。

夜が明ける前に、騒がしくなってきたので、バルコニーから海を見ると、タグボートがダイヤモンドプリンセスを大桟橋に横付けしようとしています。











夜明けの横浜が姿を現しました。






周りが明るくなるとタグボートの動きも激しくなってきました。




タグボートが役目を終えてダイヤモンドプリンセスから離れていきます。






いよいよ日常に戻る時がきました。






次の船旅は年明けです。






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一票の格差

2016-10-18 18:32:56 | Weblog
 「1票の格差」が最大3・08倍だった7月の参院選は選挙権の平等に反し違憲として、有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、東京高裁と高松高裁は18日、いずれも「投票価値の著しい不平等はなかった」として格差を合憲と判断、請求を棄却しました。

二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟で、3、4件目の判決です。

1、2件目は「違憲状態」という判決なので、完全にで判断が分かれましたね。

衆議院選挙の一票の格差は、2倍未満で合憲という判断だったように記憶していますが、参議院選挙の3.08倍が合憲となると、衆議院選挙と参議院選挙とでは、一票の価値が異なる(参議院選挙の一票の価値は、衆議院選挙のそれの2/3)ということになりますね。

東京高裁と高松高裁の判決文がアップされたら検討してみたいと思っていますが、なぜ衆議院選挙と参議院選挙とで投票価値が異なるのか、明確な理由が知りたいですね。








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釜山・長崎クルーズ5日目

2016-10-18 12:04:52 | Weblog
釜山・長崎クルーズ5日目は、横浜へ向けての終日クルーズです。

終日クルーズの朝となりました。
6日間のクルーズは、あっという間に過ぎていきますね。






本日のイベントで興味があったのは、キッチンツアーです。

キッチンツアーの前に、料理長による料理講座が開かれました。



パスタの美味しそうな匂いが会場に充満しています。


いよいよキッチンツアー開始です。




料理スタッフが夕食の準備に取り掛かっていました。







これはデモ用ですね。








本日のディナーです。

前菜、メイン(豚の角煮、お魚料理)、デザートと続きます。










食事が終わると恒例のスタッフ紹介が始まりました。
裏方のスタッフの苦労を労います。










料理長のご挨拶。




スタッフの皆さん、美味しい料理を提供していただき、ありがとうございました。







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脱原発に追い風

2016-10-17 13:53:52 | Weblog
任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一氏が自民、公明両党推薦の前長岡市長森民夫氏ら無所属3新人を破り初当選しました。

米山氏は主要な争点だった東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な立場を鮮明にしています。

再稼働には知事の同意が必要で、政府や東電が推進する再稼働の難航は必至ですね。

九州電力川内原発の一時停止を公約とした新人が現職を破った7月の鹿児島県知事選に続く選挙結果で国の原発政策や安倍晋三首相の政権運営に打撃となることはまちがいありません。

政府と東電への根強い不信感も示された形ですね。

今までの選挙では、脱原発が争点になることは少なかったのですが、これからは争点になることに間違いありません。

衆議院解散総選挙が囁かれていますが、原発再稼働の是非とTTPへの対応が選挙の争点になることは確実です。

野党は、この2点に絞って選挙協力を進めれば安倍政権に打撃を与えることができそうです。

民進党の対応が注目ですね。








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原発の深い闇

2016-10-16 19:35:47 | Weblog
中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)1~4号機を建設した際、地元の同意を得るため、住民組織「佐倉地区対策協議会(佐対協)」に渡した金品の総額は少なくとも40億円に上ったとする論文を、静岡県近代史研究会員の竹内康人さんが今月発行された「静岡県近代史研究第41号」に発表したそうです。

今年五月に立教大共生社会研究センター(東京都豊島区)で公開された佐対協の資料をもとに、同氏がまとめました。 

それにしても立地自治体ではなく、一住民組織にこれだけの巨額で不透明な金を出すとは。

この巨額な金は、何に使われたのか、あるいは誰がポケットに入れたのか、他の住民は黙っているのですかね(私ならば真相解明に動きますが)。

これは浜岡の例ですが、この例から容易に想像できるように、他の原発でも巨額で不透明な金が動いているのは間違いありません。

原発再稼働でも巨額で不透明なお金が動くのでしょう。

原発再稼働に賛成の人は、どのくらいの金が入るのか。

興味ありますね。








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釜山・長崎クルーズ4日目(続き)

2016-10-14 18:58:44 | Weblog
長崎歴史文化博物館を見学します。

長崎歴史文化博物館は、長崎奉行所立山役所跡に建てられた施設で、約48000点の資料が展示されています。

長崎開港より花開いた南蛮文化やキリスト教の普及、出島の歴史を知ることができます。














次に、めがね橋に向かいます。

めがね橋へ向かうバスの車窓から諏訪神社が見えました。
ここから長崎くんちがスタートします。




街中を練り歩く庭先回りの人達。










めがね橋に到着。
めがね橋は、寛永11年、市内を流れる中島川に、興福寺二代目住職が架けた二連アーチの石橋で、日本初の石造りの橋として、国の重要文化財に指定されています。












触れると願いが叶うといわれているハート形の石が見えますね。




めがね橋から孔子廟へ向かうバスの車窓から、コッコデッショを奉納する行列が見えました。
約1トンの山車を豪快に放り上げていました。






店先や門前で短い踊りやお囃子などを演じる庭先回りを見ることができました。




出島が見えてきました。




新中華街から孔子廟へ。


























カステラの老舗文明堂の本店です。




大浦天主堂からグラバー園へ向かいます。




グラバー園からダイヤモンドプリンセスが見えます。
巨大なマンションみたいですね。






グラバー邸です。
















長崎市内見学を終えて船へ戻ると長崎出港の時間です。




お見送りのブラスバンドの演奏が始まりました。

船旅の楽しみの一つです。





明日は横浜港へ向けて終日クルージングです。








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年金カット法案

2016-10-13 21:36:12 | Weblog
驚くべき法案が提出されるようです。

衆院予算委員会で4日、安倍内閣の基本姿勢を問う集中審議で質問に立った民進党の井坂信彦議員は、年金制度を取り上げ、(1)政府提案の新ルールである賃金・物価スライド見直し(2)新ルールで年金が大幅に減る可能性などについて質問しました。

現行の年金ルールについて「物価に合わせて年金が上下する物価スライド方式であり、パンの値段が100円から110円に上がれば、年金も1割上がり、同じパンが買えるという制度だ」と説明。一方、政府が国会に提出している年金の新ルール、賃金・物価スライド見直しは全く違うものだと指摘し、「新ルールでは(1)物価が下がり賃金がもっと下がった場合、年金は物価と関係なく賃金と合わせて大きく減る(2)物価が上がったのに賃金が下がった場合、年金は賃金が下がったのに合わせて減る(3)賃金が物価ほど伸びない場合、年金は賃金に合わせて少ししか増えない」と法案の問題点を説明していました。

そのうえで、この賃金・物価スライド見直しでは、物価上昇率に満たない賃金上昇率の年が断続的に何年かあるたびに年金額が物価からかけ離れて低くなる問題点を指摘し、「これでは仮に年金制度が続いたとしても、物価に年金が追いつかないため、必要な物が年金で買えない。年金が高齢者の生活の役に立たなくなってしまうのでないか」と新ルールが与える年金生活者への影響について安倍総理の見解をただしました。

これに対して安倍総理は、「『年金を上げる、保険料を下げる』と言えば喜んでいただける。それでは年金は維持できない。給付と負担で成り立っている。それ以外に魔法の杖はない」と強調したうえで、現行ルールのままでは賃金ほど年金が下がらないため、賃金が下がった場合、年金が賃金に合わせて下がるよう改定するもので、その目的は現役世代の負担力に応じた給付にすることで世代間の公平を図ることにあるなどと答弁していました。

確かに、年金制度を維持するためには、現役世代の保険料を増額することは難しいのですが、年金受給者の給付額を減額していくことも年金制度の信頼を損なうことになるでしょうね。

年金を掛ける前に、年金給付額の試算がなされていれば、年金を掛けるべきか掛けないべきかの判断ができるのですが、そのような試算の説明がなく、強制的に加入させられてから年金制度維持のために給付額を減額していきますといわれても「それは詐欺じゃないか」と怒りたくもなりますね。

やはり年金制度の小手先の見直しではなく、制度自体の大幅な変更案を国民に提示して信を問う方が良いのではと思いますね。

年金制度を維持するのか、自己責任の割合を強くする個人運用型の年金にするのか、自分で選びたいですね。

それにしても安倍政権は、年金の給付額を試算して説明しないで、賃金上昇を目指すから大丈夫だと、相変わらず無責任な放言ですね。

年金受給者は、これでも安倍政権を支持するのか。

支持するのであれば仕方がないのですが。









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釜山・長崎クルーズ4日目

2016-10-13 09:10:44 | Weblog
釜山・長崎クルーズ4日目は、長崎に寄港します。


長崎に入港します。










長崎港から長崎駅へバスで行き、定期観光バスツアー「長崎よかとこコース」に参加することにしました。




舟会社主催のツアーや旅行会社主催のツアーと比べて、低価格で観光も充実しているので、国内寄港地の場合は、定期観光バスツアーに参加することにしています。

今回の「長崎よかとこコース」も10時出発の5時間コースで、食事は付きませんが6か所を刊行して、施設入場料込みで4140円というお安さです。

長崎駅を出発して、先ずは原爆資料館へ。

原爆資料館は、被爆50周年記念事業として建設されました。
広島の原爆資料館と共に、すべての人が訪れてほしい資料館ですね。










原爆資料館近くの公園には、原爆反対、反戦のオブジェが数多く建てられています。














原爆資料館に次いで、平和公園を訪れます。












修学旅行生も訪れています。




次の観光施設、長崎歴史文化博物館へ向かうバスの車窓から、一本柱鳥居を見学。




何やら外が騒がしいと思ったら、今日は、長崎くんちの前日でした。

車窓から街を練り歩く龍を見ることができました。
ラッキーですね。









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釜山・長崎クルーズ3日目

2016-10-12 15:32:07 | Weblog
釜山・長崎クルーズ3日目は、釜山に寄港します。

3日目の朝を迎え、朝日が昇ってきました。








釜山港が近づいてくると、軍関係の船が見えますね。




いよいよ釜山に到着です。








釜山に到着後、下船するために待合室に集められたのですが、これが大混乱の始まりでした。

通常、待合室では椅子に座って待っているのですが、大勢の人が入り口に並んでいます。

前日の乗組員の急病騒ぎで、釜山到着時間が遅れて、段取りが狂ったのか、スタッフが大慌てで混乱に拍車をかけているようでした。

結局、1時間以上待たされて下船。

この後、韓国入国手続きとシャトルバスに乗り込むのに時間がかかるのではと、憂鬱な気分になっていましたが、これが予想に反してスムーズに進みました。

船のスタッフの段取り不足と対応のまずさが原因でしたね。

シャトルバスで国際通り近くに到着。




屋台でホットクを食べました。
美味しかったですね。




釜山国際映画祭が開かれるので、そのオブジェでしょうか。




短い滞在時間なので、買い物をすると、もう乗船時間です。






釜山を出港して長崎へ向かいます。







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