常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

高松葉山温泉 古窯

2012年11月12日 | 詩吟


詩吟の仲間と年一回の温泉を楽しむ。一年の吟の練習の成果を録音してCDにする。もう5年以上続けた、伊藤先生発案の催しである。宿は葉山温泉、名高い古窯だ。このホテルの会長も古くからの岳風会の会員である。岳風会の新年会を、ここ古窯と天童温泉の滝の湯で交代で行っているので、もう馴染みの宿である。

教場は教わる曜日によって三つに分かれている。この三つが一同に集まるのは、秋の懇親を兼ねた発表会以外にない。昨年、古窯を使ったところ、女性の会員から好評であったので、今年も同じ会場になった。昨年は、東日本大震災の余波で、旅館も閑散としていたが、少し観光に人が戻ったのか、かなりの泊り客がいた。

この旅館はもてなしがいいと評判を取り、拡張してきたが、一時のブームも去り、昨年の停滞のあと落ち着きを取り戻しているように見える。温泉が何よりで、8階の大浴場からは、上山の夜景が楽しめる。宴会の料理は年寄りには、大きすぎるボリュームだ。すき焼き、マツバ蟹、マグロトロ鮨がメインで、一晩でカロリーオーバーになる。朝のバイキングも、細かな気遣いが行き届いている。

宴会はカラオケで盛り上がる。詩吟愛好家には、カラオケ好きが多いようである。年一度、仲間で泊まって、縮こまった生活を発散させたことになる。こうした集まりも、一人欠け、二人欠けて年々縮小していくのは止むを得ないことである。
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