高気圧に覆われて、梅雨明けを思わせる夏雲である。昨日、シャッターチャンスを逃したが、通り雨が降って東の空にきれいな虹が立った。「夕にじは晴れ」という諺がある。西が晴れて、東が降って虹がたつので、雨が東に去って行った証拠である。これからは西の青空が広がる、という前兆、といわれたいる。その通りの晴れとなった。しかも、5日続きの30℃超えだ。暑さに、少しづつ馴れたは来たが、身体がだるい。医院に検診に行ったが、数値は改善しているものの、夏バテに注意して、口々に言われる。
虹見るやこころの虹はいつ消えし 林 翔
虹は虫編がついている。昔の人は、虹を大空にかかる大きな蛇と思っていたらしい。言語学者の検証に沖縄では、虹をナジという。沖縄のナジと、内地のニジとが結びついたもの、という解説がものの本にあった。いづれにしても、大空へ飛翔する大蛇には、人々は大いなる畏れを感じたに違いない。