常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

尾花沢スイカ

2018年07月24日 | 日記

尾花沢の親せきからスイカが届いた。

毎年、初もぎのものを箱に詰めて送って

くれる。今年は、いつもの年よりやや

早い収穫であったような気がする。

届くのは小玉である。妻のいとこたち

も高齢化で、大玉のスイカを扱うのは

辛くなっている。小玉でも、品種が

改良されて甘い。冷蔵庫に入れるのも

小玉の方が適している。

 

昔、子どものころ、スイカはお盆の

ご馳走の主役であった。冷たい水に

冷やした大玉のスイカを割ると、

大勢の家族が集まってくる。真ん中

の大きく切れたのが、一番おいしい

というのを皆が知っている。

長幼の序というものがあった。一番

おいしいところは長男が、次は可愛

がられてきる末の男の子が、次は

その他の男の子、女の子は端の方

を食べていたような気がする。

 まだきより西瓜常陰の井にて冷ゆ

 (中尾 白雨の句)

 

コメント
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