ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

神さまがくれた休日

2008年11月04日 15時45分05秒 | 健康・癒し
お天気にもまあまあ恵まれ
行楽日和となった3連休。
わたしは来るべき仏語検定と第九に備えて
2日間はみっちりと勉強と練習。
1日は、ぱーっと遊びに行こうと思っていたのに。

土曜日、朝起きたらあまりのだるさに
体を起こしていられない。
予定外に早く目覚めた睡眠不足のせいかと思い、
朝ごはんも殆ど口に出来ない状態ながら、
ひとまずお洗濯したり掃除機かけたりはしたものの
体が鉛になったようで、尋常ではないしんどさ。
熱を測ってみたら、軽く38.5℃超え。

前触れが全くなかっただけに
びっくりしながらも、観念して寝ることに。
その後は時折お茶を飲んだり
もうろうとしながらパンプキンスープを作って
幾さじか口にした以外は、
薬も飲まず、昼も夜も、
熱にあおられながら
ただこんこんと眠り続けて、迎えた翌朝。

通常ここまで熱を出すと
3-4日は寝込むことが多いわたしなのに
どういうわけか微熱程度に収まっていて
食べてないので多少のふらつきと
頭痛があるくらいで
体もそんなに重くない。

おそるおそる、お洗濯したり掃除機をかけたり
普通の生活に戻しながら、様子を見たものの、
どうやら、熱が上がる気配もなさそうなので、
念のため、食事はおかゆにした程度で、
夕方からの第九の練習にも
解熱剤を飲んで、行ってしまいました。

練習が、残り少なくなってきた今
たとえ声が出せなくても、
後ろの方で聞いているだけでも、
とにかく練習に参加しておきたくて。
完璧には出来ないくせに
完璧を目指そうとする、わたしの悪い癖。



今回の高熱は、まさにこの悪い癖に対する
メッセージのようなものだったのかな。

ここのところ、仏語試験や第九や仕事や家族のことで
思えば、自分の心も体も無意識のうちに、
絶えずプレッシャーにさらした状態だったし、
焦ってるつもりはなくても、
自分に、息抜く暇を認めてこなかったのも、事実。
そこで「いい加減にしなさい」と、
神さまが無理やりにくれた、休日だったのかも。

思い通りにならない休日だったけれど
そのおかげで少し肩の力も、体の力も抜け、
程よく「諦める」ことも受け入れられそうで、
心には、滋養に満ちた休暇となったようでした。

コメント
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