ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

歓喜への日々

2008年11月22日 15時35分30秒 | 音楽・アート
気持ちもすっきりと切り替え、
これからは12月6日の本番まで
待ちに待った、第九漬けの毎日。

この日が来るのを、どんなに心待ちにしていたことか。
これからは、第九で精一杯歌うためだけに、
わたしの心と魂を、ありったけ注ぎ込もう。

先日姉から、衣装のロングスカートも無事到着。
姉が第九に打ち込んでいた独身時代に愛用したものだとか。
母の手作りのそのスカートは、
わたしにも、あつらえたようにぴったり。
年代物のはずなのにそれを感じさせないのは
姉が大切にしてきたことの証。

姉はその昔、オーディションを受けて、
朝比奈隆の指揮で大フィルのコーラスとして
歌ったこともあるベテランなので
その姉の歌声の染み込んだこのスカートで歌えば
わたしも多少は、上手く歌えるかもしれない。
ううん、上手くなくても心をこめて歌えるように
どうか力を貸してね。



通常のレッスンは今週が最後で
来週は佐渡裕さんによる直々のレッスン。
ああ、このレッスンもどれほど楽しみにしてることか。
今はちょっと風邪をひいてしまって存分に歌えないけれど
この日までに、体調も歌も自分なりのベストに整えて。

本番は、お友達には誰も来てもらえないけれど、
前日の総合リハーサルのチケットが
枚数限定で、関係者にだけ売り出され、
(ただじゃないところが、驚き)
リハーサルだけは、若干の身内には見てもらえることに。

佐渡さんが、どんな風に音楽を作り出していくのか、
そのすべての過程に参加できると喜びと、
大好きな第九を歌える喜びと、
一万人の声が生み出すハーモニーにひたれる喜びを胸に、
わたしのありったけのフロイデ(歓喜)を
心をこめて、届けられますように。

コメント (2)
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