ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

新しい年に、父へ

2009年01月02日 18時09分20秒 | 家族
元旦の朝、わたしは家族に会いに実家へ。

朝出掛けに念のため母に電話をして
「雪、ある?」と聞いたら「ない、ない」と言うので
安心して普通のいでたちで出かけたものの、
電車の中で途中うとうとして目が醒めたら
窓の外いっぱいに広がるのは雪景色。
しかも、吹雪いていて、びっくり。



母が言ったことに一抹の不安を感じたものの
実家のあたりは、降っていても地面には雪はなく、
その代わり、山はきれいに雪化粧。



腰を痛めた母は、かなり良くなったとはいえ
まだ起きているのは辛そう。
それでもおせちを持ってきてくれた姉一家と
ささやかな新年の膳を囲みました。

そして姉一家と共に、父のもとへ。
姉のところの一人娘(姪)に赤ちゃんが出来、
「ひいおじいちゃんになるんだよ」と言うと
嬉しそうな顔を見せてくれました。
そして姉はおばあちゃんになるなどと冗談を言うと
久しぶりに口を開けて笑ってくれて。

帰りに「またね」って言って
今では動かなくなった手を握ると、
かつて、ゴワゴワしていた父の手は
まるで赤ちゃんの手のように、
柔らかでなめらかになっていました。
もう土いじりや、人生の雑事から解放された手は
こうして生まれたばかりの赤子の手に
帰っていくものなのかしら。

お父さん、こうしてまた一緒に
新年を迎えられて、本当に良かった。
もう十分に頑張ってるお父さんに
頑張って、って言うのは辛いことだけど
出来たら頑張って、ひ孫の顔を見てやってね。

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新年

2009年01月02日 17時21分32秒 | 生活
あけましておめでとうございます。
新年の幕開けは、冷たく凛とした朝。

初詣でわたしが引いたおみくじは、小吉。
何だかとても、今のわたしにぴったり。
「急がず時の到るを待ちて事を行え」
そして、神さまからこの地上に
住みよい、明るい、高天原のような世界を
作るお役目を受けて生まれてきたのだから
正直に働けば、自ら幸福が来る、とも。



世界中にそんな楽園を作るのは
大きすぎるお役目だけれど、
身の回りに日々小さな楽園を築いて行くことなら
わたしにもやり続けられそう。
神さま、少しずつだけど頑張ってみますね。

そしてみなさまのまわりにも
たくさんの小さな楽園が生まれるような
そんな一年になりますように。

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