ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

社会の歯車

2012年03月18日 14時46分00秒 | 社会
わたしが最近ひそかに尊敬しているのは
年配のサラリーマンや
ベテランのパートのおばちゃんたち。
雨が降ろうが、晴れようが、
寒かろうが、暑かろうが、
嫌なことがあろうが、体調不良だろうが、
毎日同じルーティーンを黙々と
修行僧のように繰り返してきた先輩方。

わたしももっと若かった頃は、
そんな風にだけはなりたくない、と
思ったこともあったけれど。
社会の歯車となり、社会に埋もれて
一体何が面白いのだろうと
思った日もあったけれど。

(雨の中咲いていた椿)

それがどんなに大変で、尊いことか
この年になったら、良くわかる。
歯車にだって、腹の立つことも
嫌になってしまうこともいっぱいあるけど
それらをすべてを、ぐっとのみ込んで
何年も、何十年もの月日を
歯を食いしばって続けてきたのでしょう。

わたしなんて、まだまだだな。
苦労も、努力も、我慢も足りない。
歯車の一つとなって、黙々と働いて
いつかひっそりと定年を迎えることに憧れつつ
今はもっともっと頑張らなくちゃ。
コメント
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