ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

華麗なるギャツビー

2013年06月17日 17時33分00秒 | 音楽・アート
この暑かった週末、思い立って
「華麗なるギャツビー」観てきました。
原作がとても好きだったから
どんな風に映像化されるか楽しみで。

往々にして原作が素晴らしいものは
映画化されるとイメージとのギャップに
がっかりすることが多いものだし、
ディカプリオのギャツビーはどうかなと
内心おそるおそるではあったのだけど
意外に、期待を裏切ることなく。



パーティーのシーンなどは圧巻で
はじけっぷりが原作を超えていたけど
全体的に原作にかなり忠実に描かれ、
ギャツビーという非現実的、破滅的で
でも、この上なく魅力的な人物像も
ていねいに演じられていた気がする。

社会の醜さ、理不尽さにまみれながらも
一方で、その社会の中の誰よりも
純粋で美しいものを持ち続けたギャツビー。
だからこそ訪れた、悲劇的な最後。
ああ、また原作が読みたくなっちゃった。
74年度版のロバート・レッドフォードと
ミア・ファロー版もぜひ見てみたいなあ。
コメント
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