ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

奈良の桜旅

2018年04月03日 20時37分00秒 | 花・自然
バタバタしていて更新が遅れましたが
週末は奈良まで足を延ばしてお花見に。
どこも混雑まちがいなしだから
日帰りバスツアーを利用しました。
暖かなひざしに恵まれ、桜はどこも満開。



最初に訪れたのは大和郡山の郡山城址。
満開の桜の中、出店で買ったお餅を食べながら
迫力ある和太鼓の演奏も楽しみました。
「やまと獅子太鼓」というのですって。



次に訪れた大神(おおみわ)神社は
これまでずっと行きたかったところ。
高さ32mもある巨大な大鳥居の先には
三輪山をご神体とする荘厳な拝殿。
さすがは大和国の一之宮という風情。

(こちらがメインの拝殿)

広大な境内にいくつものお社があるから
本当ならここだけで丸一日ほしいかも。
枝垂桜や山桜の名所でもあるのだけれど
あちこちのお社やご神木にお参りしたり
御朱印頂いたりするのに忙しくて・・・

(隣の祈祷殿ですらこの風格)

今度来たら御祈祷もして頂きたいし、
今回回れなかったお社にも参拝したいし
もっとこの柔らかなご神気に浸っていたいから
次は個人で来てゆっくり過ごしたいな。



そして別名「滝桜」とも呼ばれる、
後藤又兵衛屋敷跡(伝)の「又兵衛桜」。
かつてNHKの大河ドラマのオープニングが
撮影されたので一躍有名になった桜。
薄紅色に染まった枝が滝のように流れ
樹齢300年の古木というのに、この樹勢。
枝垂桜というと女性的で優美なものだけど
この桜には孤高の武士のような風情があって
圧倒されるような凄絶さがありました。



最後は大野寺で舞妓さんのかんざしのような
八重の枝垂桜を鑑賞させて頂きました。
こちらの桜は、可憐で華やかなお姫さまのよう。
御朱印もこの季節限定の桜の透かし模様入り。
この「スペシャル感」もちょっと幸せ。



山道の上り下りで足はパンパンになり、
お腹いっぱい満開の桜を堪能し、
葛餅や草餅や焼餅や日本酒を堪能し、
渋滞していたかどうかも知らないまま
帰路は爆睡できるのがツアーの醍醐味。
体の細胞の隅々までが桜に染まりそうな
素敵なお花見の一日旅となりました。
コメント
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