ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

父の三回忌

2019年07月17日 21時35分00秒 | 家族
先頃、無事に父の三回忌を終えました。
田舎の実家で、部屋を三間ぶちぬいて、
お坊さんや親戚に来てもらうような
昔ながらの法要だから、いろいろ大変。
わたしは相変わらず役には立たず、
ひたすら茶坊主とパシリを務めました。

<精進落としの涼やかなお刺身>

最近では、通夜や告別式など
宗教行事を行わない「直葬」や
お骨すら拾わない「ゼロ葬」もあり
日本人の死生観が大きく揺らいでいる。
人の死を即物的にとらえるか、
それ以上のものととらえるか、
一人一人が選び取る時代のよう。

<鮎の塩焼きも頂きました>

死後の命や死後の世界があるかどうか
それは死んでみないと分からないけど
もしあるなら供養していれば安心だし
なくても「ちっ、余計なことした」と
悔しがる意識すらなくなるから損はない。
何より葬礼を大切に思う母が安心するし
親族が集うのも大切な喪の作業。
それだけでも十分意味あることかもと
わたしには思えた三回忌でした。
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