ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

虞美人草

2008年06月06日 22時39分08秒 | 花・自然
実は虞美人草って、
ポピーだったのだとつい先日知りました。
恥ずかしながら、本気でびっくりでした。

「虞や虞、汝をいかんせん」の虞美人が
死んで化身したと言われる花が
まさかポピーだったとは。

項羽が片時も放さないほど
寵愛したという絶世の美女だから
牡丹とか、しゃくやくとか、
そういう艶やかで華やかな花かと。

また夏目漱石の「虞美人草」の中のヒロイン藤尾も
イメージが「紫」で凛とした感じだっただけに
ただなんとなく、虞美人草もそんな感じの花かと。



ポピーの毛むくじゃらのつぼみや茎は
むしろエキゾティックな南国を連想させる。
スペイン語の「アマポーラ」の方が
情熱的な女性をイメージさせて、
この花にはぴったりだと思ったりするけれど
それはイメージがハズレまくった者の
負け惜しみみたいなものかしら。
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