ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

やっちゃった!

2008年11月17日 15時59分32秒 | フランス語
比較的のんびりおっとりした日々を
綴っているこのブログですが、
実生活では、実におっちょこちょいで
もっともやっちゃいけないことを
もっともやっちゃいけないタイミングで、
やっちゃったことは、数知れず。
そして、まさかまさか、今回もそうなろうとは。

方向音痴で心配性のわたしは
昨日も早めに出て、予定通り無事梅田に到着。
阪急の改札前で、何分発に乗る予定かを確かめようと
かばんを開けたとたん・・・あれ?
確か受験票にポストイットでメモっていたはずなのに、
受験票が・・・ない。

出る直前まで何度も確認したから、
そんなことがあるはずがない、と自分に言い聞かせ、
かばんの中のものを全部出してはひっくり返し、
そして次第につのる、焦りと絶望。

いくら何でも受験票なしに受験は出来ないだろうから、
意を決して、自宅に取りに戻ることに。
自宅に行くだけでも普通なら30分かかるから
普通に往復していたのでは、間に合わない。
・・・何とかしなければ。

駅に着くや否や、徒歩5-6分の自宅まで
無理を承知でタクシーで行ってもらい、
そのまま待ってもらって、部屋へ走りこみ、
しらじらしく机の上に鎮座していた受験票をひっ掴んで、
再びタクシーに飛び乗って、駅へ。

そして再びJRで梅田に着いたのが試験の32分前。
携帯の乗り継ぎナビを初めて使って調べた阪急の乗り継ぎは
JRがホームに着いた4分後に出発。
あとは、死に物狂いで走るしかありません。

無我夢中で走って、阪急の改札に滑り込んだのが1分前。
運良く目に入った千里線のエスカレーターを駆け上がり、
電車に飛び乗ることが出来たものの
この電車が関大前に着くのは、試験開始の6分前。
しかも駅から関大の校門まででも、徒歩15分の距離。
運動不足がたたって、汗だくでふらふら、全身がくがくだけど
タクシーのない駅だから、とにかく走るしかない。

走りに走って、疲労困憊の状態でたどり着き、
でもとにかく、受験してきたのでした。
時計を見る余裕もなかったから、
何分遅刻したのかも分からないまま。



力は尽くしたつもりだったけど、ディクテとかはさっぱりで、
試験後配られた模範解答で自己採点しても
ぎりぎりアウトの可能性が、大。
合格基準点が毎年変わるから、確定した訳ではないけれど、
ここで奇跡を祈るよりも、
1年後の再起を期する方が、建設的で現実的。

心に動揺があったのも、
時間が少し足りなかったのも、否めない。
でもそれも自分のせいだし、
それを言い訳にするのはやめにしよう。
なにより、自分のためにならないから。

そして、今回のこの大失敗にはどんな意味があったのか
自分でしっかり考えてみなくっちゃ。
気持ちに甘さがあったのか、おごりがあったのか。
何にしても、厳しいレッスンだったけれど、
それでも受験できたわが身の幸運にも、感謝しなければ。

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2 コメント

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Unknown (オレゴンうさぎ)
2008-11-17 23:09:27
健闘を祈る!と書き込みしたかったのに、ちょっと遅すぎました。ごめん。災難だったね。でも受験できてよかった。あとは幸運を祈る!
返信する
Unknown (花うさぎ)
2008-11-18 10:02:48
オレゴンからうれしいメッセージをありがとう。うん、受験できただけでも今回は良かったと思うことにしました。そういえば、オレゴンうさぎさんたちと一緒に、大学入試の共通一次試験を受けに行く電車にも、時間を間違えて乗り遅れたなんてこともやりましたね。なかなか人は変われないものみたい・・・。でも、ありがとう!
返信する

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