父が倒れて、間もなく4ヶ月。
今日は父は、全身麻酔で手術を受けました。
やっと流動食が自分で食べれるようになったのに
体力を維持できるほどは食べられないため
結局、胃に直接チューブを入れることになって。
自分の口から、たとえ流動食と言えども
少しでも食べられたのにと、残念な気もするけれど
会いに行くたびに、小さくなっていく父を見ると
やはりこの方が良かったのだと、信じつつ。
わたしは仕事で、付き添えなかったけれど
母はずっと付き添っていたそうです。
すっかり痩せてしまった父の手術が終わるの待つ間
母はどんな思いでいたことか。
こんな時に、傍についていてあげられないような
役に立たない娘で、本当にごめんなさい。
理性ではその方がいいと分かっていても
心情的に受け入れるのが辛いということは
世の中には、幾らでもある。
ましてや70を過ぎた母には
受け入れられないことの連続だったに違いない。
50年もの年月を共に過ごしてきた伴侶が
ある日を境に、自分の傍からいなくなったのだから。
そして、期待よりも厳しい現実を
次々に突きつけられ続けたのだから。
どんなに簡単な手術と言われても
すでに弱っている父に痛い思いをさせるというだけで、
眠れなくなるような、そんな母にとって。
様々な手配は、姉が一手に引き受けてくれていて、
妹も身を削るようにして頻繁に行ってくれているとはいえ、
実家に一人残された母の心情までは
たとえ娘でも、十分に救ってあげられるはずもない。
ましてや、誰よりも遠く離れていて、
しょっちゅう会いにいけないわたしなどでは。
だから、いろんなことを受け入れられずに戸惑い、
どうしたいかも答えられずにいる母に対して、
苛立ったり、ましてや責めるような態度を取ってはならない、と
それだけは、心に固く固く、誓いました。
頭での覚悟と、胸の中のどうしようもない淋しさの狭間で
割り切れぬ思いでいる母の孤独と悲しみに、
せめて、寄り添っていてあげなければ。
ずっと傍にいてあげることは出来ないけれど
気持ちだけは、いつも傍にいます。
何も出来ないけれど
あさってにはまた、会いに行くから。
今日は父は、全身麻酔で手術を受けました。
やっと流動食が自分で食べれるようになったのに
体力を維持できるほどは食べられないため
結局、胃に直接チューブを入れることになって。
自分の口から、たとえ流動食と言えども
少しでも食べられたのにと、残念な気もするけれど
会いに行くたびに、小さくなっていく父を見ると
やはりこの方が良かったのだと、信じつつ。
わたしは仕事で、付き添えなかったけれど
母はずっと付き添っていたそうです。
すっかり痩せてしまった父の手術が終わるの待つ間
母はどんな思いでいたことか。
こんな時に、傍についていてあげられないような
役に立たない娘で、本当にごめんなさい。
理性ではその方がいいと分かっていても
心情的に受け入れるのが辛いということは
世の中には、幾らでもある。
ましてや70を過ぎた母には
受け入れられないことの連続だったに違いない。
50年もの年月を共に過ごしてきた伴侶が
ある日を境に、自分の傍からいなくなったのだから。
そして、期待よりも厳しい現実を
次々に突きつけられ続けたのだから。
どんなに簡単な手術と言われても
すでに弱っている父に痛い思いをさせるというだけで、
眠れなくなるような、そんな母にとって。
様々な手配は、姉が一手に引き受けてくれていて、
妹も身を削るようにして頻繁に行ってくれているとはいえ、
実家に一人残された母の心情までは
たとえ娘でも、十分に救ってあげられるはずもない。
ましてや、誰よりも遠く離れていて、
しょっちゅう会いにいけないわたしなどでは。
だから、いろんなことを受け入れられずに戸惑い、
どうしたいかも答えられずにいる母に対して、
苛立ったり、ましてや責めるような態度を取ってはならない、と
それだけは、心に固く固く、誓いました。
頭での覚悟と、胸の中のどうしようもない淋しさの狭間で
割り切れぬ思いでいる母の孤独と悲しみに、
せめて、寄り添っていてあげなければ。
ずっと傍にいてあげることは出来ないけれど
気持ちだけは、いつも傍にいます。
何も出来ないけれど
あさってにはまた、会いに行くから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます