ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

みいみの五七日

2020年12月05日 16時58分00秒 | ねこ
みいみが逝ってしまってから
思い立ってTwitterを始めました。
猫とペットロス専門のアカウント。
行き場のない思いの行き場を探し、
悲しみや苦しみ、耐え難い寂しさを
吐露し、誰かと分かち合いたくて。

そこには私と同じ思いの人ばかり。
同じ悲しみの中にひたることでしか
悲しみが癒されない時期が続いて。
でもそこにはそれだけじゃなく、
私がみいみと暮らした16年半の
すべての瞬間もありました。



新たな子を迎え入れてはしゃぐ人、
可愛い子との幸せな日々を語る人、
病気が分かってショックを受ける人、
闘病中で必死に頑張っている人、
亡くなったばかりで涙にくれる人。
どれもみんな、昨日までのわたし。

心身に負担をかけてでも治療をすべきか、
家で無理なく旅立たせてやるべきか、
食べなくなった子に強制給餌すべきか、
嫌がることはやめて、寿命と思うべきか。
Twitter上にもあふれる苦しい問い。
でもきっと正解なんてものはなくて、
大切なのは、自分の執着からではなく
心からの愛から出した結論かどうか。

みいみが旅立って五七日が経ったけど、
みいみが今、苦しみから解放されて、
あの世で楽で幸せでいるのならば、
私が寂しいくらい、どうだっていい。
私が悲しいくらい、どうだっていい。
やっとそう思えるようになってきました。
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