ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

猫の死を悲しめる幸せ

2022年03月05日 14時50分00秒 | ねこ
犬猫の保護活動をしている
塩田妙玄さんという尼さんが
ブログにこう書いてらっしゃいました。

(写真:©UNICEF)

「ウクライナの防空壕にいた、
猫を大事に抱きしめていた小さな女の子は
いつまで猫といられるのだろう。

銃声が響く中、避難している人の背後から、
ずーっと聞こえていた犬の吠え声。
あの子は鎖くらいは、放してもらえただろうか。

大きな犬と車に乗っていた男性は、
犬とどこまで車で行けたのだろう

私たちは、知らなければならない。

家族もいて、家も、空調も、ふとんもあり、
食べ物は町にあふれている中で、

うちの子と暮らしている奇跡を。
うちの子を大事にできる奇跡を。

1頭の犬が死んだことを
1匹の猫が死んだことを

安全な場所で十分に泣けて、
悲しみに沈める空間があるという豊満を。」

本当にその通りだなあ。
みいみと最後まで暮らせた幸せ、
みいみを安全な家で看取れた幸せ、
みいみの死を心ゆくまで
悲しむことが出来た幸せ。
今、ウクライナの人々には
失われてしまったことばかり。

ウクライナに一日も早く、
平和が訪れますように。
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