ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

失ったものの大きさ

2020年12月22日 20時44分00秒 | ねこ
先日、みいみの四十九日も過ぎ、
いつの間にか年の瀬が押し迫って
私もあと1週間程で仕事納め。
心にぽっかり空いた穴を抱えたまま
朝はジョギング、日中は仕事と
表面的には日常生活が戻っています。

今年は帰省も自粛することになり、
いつにもまして静かな年末年始。
どんな年越しになるのか、
自分でも想像がつかなくて。



これまではみいみがいたから、
年末年始と言えどいつものリズム。
何時に寝ようと、外出しようと、
朝は6時半に起きてインシュリン。
夜も6時半にはインシュリン。

私には海のような存在だったな。
いつも変わることなくそこにいて、
一定のリズムで寄せては返す、
波のような、大いなる恒常性。
大自然に繋がる恒常性そのもの。

それは私を縛りもしたけど
それ以上に支えもしてくれた。
変わることのない恒常性が
ともすれば揺らぎ、崩れそうな
精神と生活を安定させていた。
でもそれを失った、今。

みいみのいない「自由」は寂しく
自分の軸をどこに置いていいのか
それすらも分からないでいるけど
年末年始は少しずつ手探りしながら
自分を立て直す時間となりそうです。
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