やっと日中の暑さが収まったかと思えば
朝晩が急に冷え込むようになって、一気に秋。
今朝は空一面がひつじ雲で覆われていて
まるでひつじがおしあい、へしあい、
ぎゅうぎゅう詰めで大行進をしているよう。
わたしは急激な季節の移り変わりについていけず
フルコースでひいた風邪から、ようやく復活。
とはいえまだ本調子ではないので、今日はおとなしく
DVDに撮っておいた映画「潜水服は蝶の夢を見る」
(原題 Le scaphandre et le papillon)を自宅で鑑賞。
人生を謳歌していた40代の男性が突然脳梗塞に倒れ
意識は全く正常なのに、左目以外全身が麻痺。
絶望的の淵から立ち直り、やがて左目の瞬きだけで
一冊の本を書き上げるという実話に基づいたお話。
自分自身の不自由な肉体に閉じ込められた魂が
やがて唯一自由な、想像力の翼を豊かに広げて
肉体というくびきから解放されてゆく奇跡を
詩情あふれる映像美がつむぎだしてゆく。
でも、そこは転んでもフランス人だけあって、
どこまでも人間くさく、ユーモアたっぷりに
軽やかに描いているところが却って胸に響いて。
人は、五体満足であろうがなかろうが、
どれだけ多くのものを失おうが、
人生は十分に美しく、祝福に満ちていることを
美しい余韻として残してくれる、映画でした。
朝晩が急に冷え込むようになって、一気に秋。
今朝は空一面がひつじ雲で覆われていて
まるでひつじがおしあい、へしあい、
ぎゅうぎゅう詰めで大行進をしているよう。
わたしは急激な季節の移り変わりについていけず
フルコースでひいた風邪から、ようやく復活。
とはいえまだ本調子ではないので、今日はおとなしく
DVDに撮っておいた映画「潜水服は蝶の夢を見る」
(原題 Le scaphandre et le papillon)を自宅で鑑賞。
人生を謳歌していた40代の男性が突然脳梗塞に倒れ
意識は全く正常なのに、左目以外全身が麻痺。
絶望的の淵から立ち直り、やがて左目の瞬きだけで
一冊の本を書き上げるという実話に基づいたお話。
自分自身の不自由な肉体に閉じ込められた魂が
やがて唯一自由な、想像力の翼を豊かに広げて
肉体というくびきから解放されてゆく奇跡を
詩情あふれる映像美がつむぎだしてゆく。
でも、そこは転んでもフランス人だけあって、
どこまでも人間くさく、ユーモアたっぷりに
軽やかに描いているところが却って胸に響いて。
人は、五体満足であろうがなかろうが、
どれだけ多くのものを失おうが、
人生は十分に美しく、祝福に満ちていることを
美しい余韻として残してくれる、映画でした。
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