ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

バンコク、天使の都

2016年11月14日 22時39分00秒 | 寺社めぐり

アユタヤだけでなく、日曜日は市内観光も。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)とか、
ワット・アルン(暁の寺)とか、王宮とか
ワット・ポー(涅槃仏寺院)とかは
以前行ったことがあるので、今回はパスして
あまり観光客が押し掛けない寺院をチョイス。



ワット・スタットは最も美しいとされる
仏像がお祀りされている寺院。
やわらかな微笑みをたたえたお顔立ちは
とても穏やかで、包み込まれるよう。
覚えたばかりのタイ式のお参りをして
本堂にも上がらせていただきました



僧侶の読経が流れ、お線香の香りが漂い、
地元の人々が床に座って静かに祈る中
そっと私も混じって、目を閉じてみました。
開けっ放しの窓から吹き抜ける風が涼しく
都会の喧騒を離れた静けさが心地よく、
気が付けば、15分くらいそうしていたかも。



中央の本堂を取り囲む回廊には、
黄金の仏さまが、見渡す限り、ずらり。
その近くにあった何代目かの王妃のお寺は
繊細で、女性らしいたおやかさがあって、
タイ版プチ・タージマハルといったところ。



最後は80mほどの丘の上にある
ワット・サケット(黄金の丘寺院)に上りました。
344段のらせん階段を上がってゆくと
バンコク市内が360度見渡せて、展望台のよう。



また、至るところに小さな梵鐘が吊るされていて
人々が登りながら、次々と鳴らす上、
頂上の仏舎利塔周囲に吊るされた多くの風鈴も
風が吹くたびに軽やかな音色を響かせていました。
過剰な音に弱い私にも、不思議と心地よくて。



ものすごい数の車とバイクとトゥクトゥクが
直進優先も、歩行者優先もへったくれもなく
左右からすごい勢いで突っ込んでくる大通り。
青信号でも、交差点を渡るのは冗談抜きで命がけ。



この街は、人口が今の10分の1くらいだったら、
きっと美しくて、住みやすい街なんだろうなあ。
仕事帰りに、そんなことを思いながら、
明日の深夜には、この賑やかな街を後にして、
みみにゃんの待つ家へと戻ります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アユタヤの菩提樹 | トップ | 過酷なフライト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺社めぐり」カテゴリの最新記事