ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

バンコクを去る朝に

2012年11月24日 09時03分00秒 | 出会い
6日間のバンコク滞在を終え
まもなく飛行機に乗るところ。
昨夜はこちらで知り合ったタイの友人が
自宅での夕食に招いてくれたから
いろいろ意気投合して話しこんでしまって、
寝たのが1時過ぎになってしまった。
それでも5時過ぎには起きねばならず
中途半端な睡眠時間は少々つらいけど
飛行機の中で寝ればいいから大丈夫。

日本を離れるたびに思うのは、
日本はどこか空気がやわらかい感じがする。
日本は、良い意味でも悪い意味でも
やはりどこか、大きな「村社会」。
たくましいというよりお互いに頼りあって
村社会の一員として暮らしている気がする。



バンコクはアジアとは言え国際都市で
さまざまな文化と民族が交差して
混沌としたハーモニーを醸していて。
人々はたくましく、街も有機的で
食べ物やごみの匂いが漂い、
コンクリートで囲まれた大都会なのに、
アンコールワットの熱帯の木々のように
人々の生活はたくましく根をおろしている。

ここにくるたびに私は自分が温室育ちの
苦労知らずの甘ったれだと気づかされる。
それなりに苦労はしてきたつもりでも
ここで出会った人たちの話を聞いていると
恥ずかしくなるくらいの苦労知らず。
それに気づけただけでも来た甲斐があるのかも。
こうした小さな気付きがわたし自身を
なにかほんの少し、変えてくれる気がします。
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