次に立ち寄ったケルンの大聖堂は
荘厳で壮麗ななゴシック様式に
ただただ圧倒されました。
朝のミサの厳かな雰囲気と
聖堂内に響くオルガンの音色が
時差ボケの体に沁みわたる。
ライン川沿いの小高い山の上の
古城ホテルでも一泊しました。
ほんのちょっぴりだけど
中世の貴族気分を味わえたかな。
そして大好きな東山魁夷の絵画、
「緑のハイデルベルク」の舞台、
ハイデルベルクにも訪れました。
ここは長年憧れていた街。
東山魁夷の美しい絵画そのものの風景が
今も変わらず広がっていて、
胸がいっぱいになりました。
そして今日やって来たのは
丸い城壁に囲まれた
中世そのものの街、ネルトリンゲン。
街の中央には聖ゲオルク教会があり
高さ90mもある塔の、350段の階段を
ゼーハー言いながら這い上がると
円形の街が一望出来ました。
何でも進撃の巨人のモデルとなった
街だという噂があるのだとか。
マンション25階相当もある頂上には
チケット売りのおじさん以外に
もう一人(?)正規の市職員さんが。
糞害をもたらす鳥を追い払い、
時々観光客をもてなす任務を担う、
ベルデンシュタインという
堂々たる名前のこの三毛ちゃん。
誰もが会えるわけではないそうですが
私は運良くお出迎えして頂けました。
汗だくで死にそうになりながら
他の観光客と励まし合って
登った甲斐がありました。
ネルトリンゲンの旅の良い出会いでした。
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