折角美しいトプカプ宮殿を見てきたのに
オスマン帝国のことを知らなすぎるから
あの宮殿でどんな風に暮らしていたのか知りたくて
探して見つけたのが、トルコのドラマ、
「オスマン帝国外伝 愛と欲望のハーレム」。
世界90か国以上で8億人が視聴したとされる、
トルコの大ヒットドラマらしいんだけど
残念なことに、全く知りませんでした。
16世紀に、オスマン帝国を46年統治し、
最盛期に導いた第10代皇帝スレイマンと
その寵姫や臣下たちの華麗で熾烈な権力争いを
史実も絡めて壮大なスケールで描いた超大作。
旅行時には博物館のようでしかなかった宮殿が
豪華絢爛に、生き生きと輝きを放っていて感動。
婚姻によって外交を推し進めてきたヨーロッパや
日本の戦国時代や江戸時代とは違って、
スルタンの寵姫として跡継ぎを産むのは
外国から奴隷としてハレムに連れてこられた女性たち。
藤原氏のように婚姻で朝廷との結びつきを深め、
権力を握る家臣を作らないためらしいけど、
歴代のスルタンは必ず混血というのも興味深いなあ。
それに父帝が亡くなって、新たな新帝が誕生すると
それ以外の兄弟がすべて殺されたり、
生涯幽閉されたりしたという悲しい歴史もあって。
全139話、最後までたどり着けるかわからないけど、
もう少しオスマン帝国のドラマを楽しもうと思います。
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