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今日も、いつものようにミモロは、京都の町歩きを楽しみます。
「ホントに、毎日、歩いても飽きないねぇー」
熱中症になりかけても、ミモロは懲りずに、町歩きへ。
トコトコ歩いて、ふと立ち止まったのが、河原町通りから、荒神口通を少し西側に入ったところにあるお店です。
「なんのお店かな?」店の中をのぞくと・・・
「あ、印鑑のお店だ!」
ここは、創業65年を数える「京のはんこ屋さん 福野孔祥堂」。
ガラスのケースには、いろいろな印鑑やはんこが所狭しと並んでいます。
「どうぞ、ゆっくり見てください・・・」とお店の方に言われ、ミモロは、店内を見て回ります。
ミモロが、目を留めたのは、四角い3.6センチ角の大きさのはんこです。
よく見ると、鶴や蝶などが、小さなはんこの面に、それはそれは細かく彫られています。
「すごーい。こんなに細かく彫るのってスゴイ技術だね・・・」
2000年大阪技術展覧会依属作品。背景の花とイキイキした蝶。遠近感を感じさせる作品です。
1998年大阪技術展覧会銀賞に輝いた「秋露如珠」鯉の滝のぼりをイメージした波模様がスゴイ!
「そうなんですよ。これは密刻と言われる精密な細工のはんこ。もちろん全部手彫りでするんです。
今、息子の三代目が、がんばってまして、お蔭さまで、いろいろな賞も頂きました」と、
やさしい笑顔のお母様が、お話してくださいました。
三代目の福野雅文さんは、一級印章彫刻技能士で、細かい彫刻の密刻のコンテストで、
数々の賞を受賞しています。その技のすごさ・・・ぜひ実際にお店ではんこを見てください。
「京都の町って、ふとしたところにスゴイ技をもった人がいるんだねー」
オリジナルのはんこも注文できます。詳しくは、「京のはんこ屋さん 福野孔祥堂」のホームページで。