ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのパワースポット巡り。茶道や芸事の上達と商売繁盛の「宗旦稲荷神社」

2011-09-02 | パワースポット
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京都御所の北側にある相国寺。臨済宗のお寺です。
広大な境内を散歩するミモロです。「わーりっぱな建物・・・これなぁに?」
堂々とした風格ある建物がミモロの前に聳えます。

これは、鐘楼。天保15年(1844年)に再建された建物です。

「すごく大きくて立派だね」と見上げます。

相国寺の鐘楼は、数ある鐘楼の中でも、実に立派。裾を広げたような袴が特徴で、
どっしりとした安定感がある美しい姿です。

「ウエスト部分に白い帯を巻いているみたい・・・」
漆喰の白が、鐘楼のまわりを囲み、
木材の先端が白く塗られ、木組みの美しさもいっそう強調されています。

「あれ、ここに小さな神社がある・・・」
大きな鐘楼の脇には、鳥居があり、その奥に小さな社がありました。


「宗旦稲荷神社」です。
この小さなお稲荷さんが生まれたのには、こんなお話が・・・
『江戸時代、このあたりに、白いキツネが住んでいました。そのキツネは化けるのが得意で、茶の湯の宗匠である千宗旦(せんそうたん:千利休の孫)に化け、いろいろな茶会に行っては、お茶やお菓子を食べていたそう。キツネながらその手前は、見事なもの。でもある日、人々に正体を見破られてしまいます。キツネは、心を入れ替えて、人々へ善を施すことに。その後、亡くなったキツネは、人々に悼まれ、境内に社を作りお祀りされました。それがこの「宗旦稲荷神社」です』(さまざまな資料より)


「茶道をたしなむなんて、風流なキツネだね。ちゃんとお点前を知っているなんてスゴイ!
いたずらキツネから、いいキツネになったんだね・・・」

キツネに感心するネコのミモロです。

その芸達者なキツネのパワーで、この稲荷神社は、茶道、芸事の上達のご利益が。

茶道などを学ぶ方におすすめのパワースポットです。

お絵かきが好きなミモロも「もっと上手に絵が描けますように・・・」とお願いを。

*「宗旦稲荷神社」相国寺の境内に。 地下鉄烏丸線今出川駅下車 徒歩10分。



そろそろ夕暮れが近づく境内。ミモロは、お散歩を切り上げて、地下鉄の駅へと向かいました。

コメント (3)
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