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「ここにも行っておかなくちゃ!」とミモロが言い出したのは、
京都市立美術館で開催されている「フェルメールからのラブレター展」です。
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10月16日まで開催され、まだ期間は残っていますが、人気の展覧会のため、10月に入ると混雑するかも・・・と心配したよう。
「一番空いていそうな日を狙おう・・・」とミモロは、台風が迫る日の午前中に出かけることに。
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京都市立美術館は、平安神宮のすぐそば。
堂々とした歴史を感じさせる建物です。
そもそも京都市立美術館は、昭和8年に、東京都美術館に次ぐ日本で2番目の大規模公立美術館として生まれました。設計は、公募で当選した前田健二郎氏の設計図案をもとにしています。戦後は、一時駐留軍に接収され、昭和27年に、再び美術館活動を開始した、以来、さまざまな大規模な展覧会が開催されています。
「りっぱな建物だねー」
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ドアの装飾も、ひとつの芸術作品のよう。
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建物の外観は、和洋折衷。屋根は、日本の寺社仏閣を思わせるもの。
屋根部分の近くにも、アールデコ風の装飾が施されています。
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現代の建物には、見られない芸術性の高い装飾です。
内部は大理石を使った重厚な造り。ジャンデリアにも古き趣が漂います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a3/a6720ba0022c35c936f424ac6c42bcad.jpg)
「中央に大きな階段があって、吹き抜けのロビーがある。この雰囲気は、国会議事堂に似てる・・・」
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ここには、24室の展示室があるそう。
美術館に入るなり、階段を上ったミモロ。「あれ?フェルメールはどこ?」
実は、目指す展覧会は1階。「キャ!間違えちゃった・・・」
そそっかしいミモロです。
まず、入場券を買って、
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それから、音声ガイドを借りることに。
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*美術館などでは、音声ガイドは、とても役に立ちます。絵画の横に説明書きはありますが、細かいと見えにくいし、そこには書いていない内容も知ることができます。おすすめのアイテムです。
中に入ると、すでに絵の前には、人が・・・。
ミモロが予想したより、多くの人が訪れていました。
「台風なのにねぇー。」
ミモロと同じように空いていると思った人も多いようです。
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「フェルメールからのラブレター展」は、アムステルダム国立美術館所蔵の「手紙を読む青衣の女」修復後世界初公開で、日本初上陸。フェルメールブルーという独特の青は、ラピスラズリから作った高価な絵の具によるもので。落ち着いた上品なブルーです。
「あれ?思ったより小さな絵なんだ・・・」と絵の前でミモロはポツリ。
展覧会を案内するポスターなどで見る絵のイメージより、実際は、かなり小さめ。A4のちょっと大きいくらいでしょうか。今回は、フェルメールの作品は、全部で3点。彼は生涯で三十数点しか作品を残していないそう。どれも手紙をテーマに描かれた作品です。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/f5/c7bf8872af23f1b4de60df1dcdad77ab_s.jpg)
他には、17世紀オランダの絵画が多数展示されて、それもなかなか見応えがあるものばかり。
「フェルメールもいいけど、ほかの画家の描いた風物画も楽しいね。だっていろんなものが描かれているんだもの。当時の人が、どんなファッションをしていたか、とか、何に興味をもっていたか、なんかがよくわかるね」ミモロは、1枚1枚、展示された作品を隅々まで丁寧に見てゆきます。
約2時間近く、展覧会を鑑賞したミモロです。
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「あー楽しかったー」ミモロは、美術館を出ると、
「ちょっと寄ってゆく場所があるのー」とトコトコ歩き出しました。
岡崎エリアには、ほかにも京都国立近代美術館、細見美術館、並河靖之七宝記念館など美術館がいろいろ。ランチを楽しむレストランもいっぱいある場所。ぜひアートを楽しみ、美味しいランチを味わう、休日を。
*京都市立美術館に関しては、ホームページで。