ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

若いアーティスたちの楽しい作品展。岡崎「ギャラリー オルト プロジェクト」で開催中

2011-09-12 | アート
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ある日「ミモロちゃん、京都で活躍する若いアーティストたちの作品展をやってるから、見に来てごらん・・・」と、お友達に誘われたミモロ。

向かったのは、岡崎の「ギャラリー オルト プロジェクト」です。
東大路の川端警察署から、疎水沿いに東側にちょっと行ったところにあるビルの1階にありました。

お友達の石川秀和さんは、ギャラリーの企画などを担当する方。
「このギャラリーは、古い築40年のビルを再生するプロジェクトにより、今年4月に生まれたんですよ。
若いアーティストの作品の発表・活動の場として、これからもいろいろな企画をやってゆく予定です。運営も学生がメインなんですよ」


現在は、「おみや展ぐるり」9月7日~19日を開催中。あなただけの’おみやげ’を探すをコンセプトに、布、コンクリート、ガラスなどいろいろな素材で作られた個性的な作品が展示されています。


会場に入ると、まず迎えてくれたのが、モルタルで成型した植木鉢など。

「なんかお家みたい・・・。苔玉もモダンな感じに見えるね。小さな木が大木に見えるよ」

「あれ、こっちのカラフルなバッグ、なんでできてるの?」

ミモロがぶら下がったのは、硬めの素材でできたトートバッグ。
実は、この素材は、市販のポリ袋。熱を加え、積み重ね、溶着を何度も繰り返したもの。
「えーこれ、ポリ袋でできてるの?スゴーイ」
バッグのほかに、カードケースなどもあります。

この二つは、太秦にアトリエがあるPULL+PUSH PRODUCTSの作品です。

「これ、かわいいよー」毛糸でできたアクセサリーです。

タペストリーを織ったときのウールや毛糸によるアクセサリーは、高橋菜佑子さんの作品。ミモロが髪飾りにしているのは、本当はブローチです。

会場の壁に、三角の木の棚が。

「座るのにぴったり・・・」とミモロは、チョコンと座ります。でもこれは、かくいあゆみさんの本を飾る棚。スゴク斬新な発想ですね。本以外にも、何か飾ってみたくなります。

会場内をトコトコ見て回わるミモロは、すごく楽しいそう。

「キャー小さい・・・これもしかして髑髏じゃないの?細かいビーズやスパンコールで刺繍されてる」

フィンランド語で「素敵な、カワイイ、似合ってる」という意味の「ihana」という名のブランドの作品で、小さなブローチは、すべて手作り。ミモロも目を凝らして見つめます。

「こっちにも、小さなものが並んでるー。不思議な形?でも面白いね」

カラフルなガラスを使ったアクセサリーや小物たちは「ガラス工房nazuna薺」の作品です。

「あ、お花が咲いてる!」とミモロは、カラフルの花のそばへ。

「これ、なあに?」どうもただのお花の飾りではないよう。
ninniko deign」によるUSBメモリーです。
無機質なパソコンまわりに彩りをという思いからできた作品だそう。


作品は、ほかにもいろいろ、全部で13の作家が出展しています。

「なんか、みんな楽しい作品ばかり。京都には、若いアーティストがたくさんいて、新しいものづくりをしてるんだね。わーどれをおみやげにしようなかぁー。迷っちゃうー」

ミモロは、石川さんの説明を聞きながら、ひとつひとつ見て回る楽しい時間を過ごしました。

「まだ、やってるから、来てみたら?楽しいよー」


*「ギャラリー オルト プロジェクト」京都市左京区岡崎西天王町84-1 電話075-201-9631 12:00~20:00 火曜休 詳しくはHPで。東大路の川端警察署から、疎水沿いに東側にちょっと行ったところにあるビルの1階に。「おみや展ぐるり」9月7日~19日を開催中。9月23~25日は、清水五条「貴匠桜」で器を中心にした作品展が開催されます。

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