ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

手作り好きの京都人?フランスから上陸した手芸店。色の美しさに心ウキウキ

2011-09-17 | ファッション
人気ブログランキングへ
ブログを見たら金魚をクリックしてね


「あのね、新しいワンピースができたの・・・」

と、ちょっとすましてポーズをとるミモロ。今回のポイントは、リバティープリントのテープ使いです。

縫い針の専門店「三條本家みやす針」、また以前ご紹介したボタン専門店「エクラン」など、京都には、個性的な手芸関係の専門店が多いんです。これは、昔から、京都が手作りの町であり、それが今も人々の生活に息づいているのかも・・・そう思ってしまいます。

男性には、関係ないテーマと思われがちですが、スーツやジャケット、シャツのボタンを付け替えたり、縫い糸の色を変えたり、オリジナルのワッペンを作ったり、自分だけのオシャレを楽しんでほしいもの。

女性だけの店と決めつけるのは、本当にもったいないこと。覗くときっと面白い発見があるはずです。

さて、ミモロのワンピースを飾るリバティープリントのテープは、京都北山にある「ラ・ドログリー」で購入したもの。店内には、毛糸、ボタン、リボン、ビーズなどが並びます。その飾り方の美しさも一見の価値あり。なんかすごくオシャレです。
というのも・・・実は・・
「ラ・ドログリー」は、1975年パリに生まれた手芸店。フランス以外の店は、なんと日本だけだそう。

店の品は、すべてフランス産のもの。

「だから、すごくオシャレなんだね。発色の仕方が違う・・・」ミモロは、店内をあちこち歩きまわります。

ブルーの毛糸でも、ほらこの通り、微妙に異なる色が多数そろっているんです。
しかも、不思議なことに、どの色を合わせても、それなりちゃんと調和すること。
色合いに共通するものがあるようです。

冬は、モヘアやアルパカの毛糸が人気。
「フワフワで気持ちいい・・・」とミモロは、毛糸に頬ずりしてうっとり。
「こんな毛糸で編んだセーターが欲しいなぁ・・・」

店内には秤があり、毛糸は、10gからの量り売りで購入できます。これもパリのお店のやり方です。
「キャ!ちょっと太っちゃった・・・」とミモロ。体重が、みんなに知られてしまいましたよ。

さて、お店には、レース、刺繍、ジャガード織などの種類豊富なリボンが揃っています。使い方次第でいろいろ素敵なアクセントに。


ショップのテーブルで、スタッフが何か作業をしています。
「何してるんですか?」とミモロは興味津々。「オリジナルのアクセサリーを作っているのよ」とお店の方。
2階には、ビーズがいっぱい並んでいます。オリジナルストラップなども作れます。


お店では、手芸などでわからないことがあれば、やさしい笑顔のスタッフが丁寧に教えてくれます。


ミモロは、新しいワンピースが欲しくて、まず生地を探します。
ミモロの場合は、体が小さいから、パッチワークなどに使うカットされた生地で十分ね。

「新しいデザインのワンピースが欲しいの・・・どうしたらいいですか」とミモロ。そこでお店の方に相談すると、「そうですね。リバティープリントのテープをつけたら、素敵になるのでは?」と。

「うん、それ、スゴクいい!でも、どのくらいの長さが必要なの?」
「じゃ、実際にはかってみましょう」
選んだテープを体に巻いて測ります。「スカートの長さは、どれくらいですか?」
「それからウエストのサイズは・・・、あの、お腹ひっこめないでください。自然にね」


ミモロは、セーター用のコットンの糸とリバティープリントのテープをお買い物。

それで作ったのが、今回の新しいワンピースなんです。ちなみに後姿はこんな感じに。
これを着て、早くお出かけしたいミモロです。

*「ラ・ドログリー」フランスに10店舗。日本には、京都のほかに、東京表参道、池袋、渋谷、千葉、心斎橋、福岡の7店舗あります。
京都北山店:京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町98-4 電話075-724-9711 11:00~19:00 無休 
京都の植物園の近くなので、散策の途中に、ぜひ寄ってみてください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする