ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのパワースポット巡り。京の風流キツネを祀った「御辰稲荷神社」(おたついなりじんじゃ)

2011-09-03 | パワースポット
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「京都には、2匹の風流キツネがいるんだって・・・」と、どこかの本を見ながらミモロ。

「あ、前に行った相国寺の『宗旦稲荷神社』(そうたんいなりじんじゃ)のキツネもその1匹だったんだぁー。
碁が好きな宗旦キツネだって、お茶だけでなく、碁も得意だったんだね。すごいキツネだね」
と、ただただ感心するミモロ。

さて、もう1匹の風流キツネは、聖護院の森にいたお琴が上手な白キツネだそう。
そのキツネを祀っているのが、平安神宮の北側にある「御辰稲荷神社」(おたついなりじんじゃ)です。


雨の日にもかかわらず、ミモロは、さっそく出かけます。

神社の資料によると
今からおよそ300余年前の宝永年間、東山天皇の典侍である新崇賢門院の夢枕に白キツネが立ち、「禁裏御所の辰の方角(東南)の森に私を祀って・・・」とお願いしたそう。そこで聖護院の森に小さなお社を立てたのがはじまり。辰は、達成のタツに通じると、念願達成を求める人々の信仰を集めたそう。ちなみに、その白キツネは、お琴の演奏がとても上手で、美しい音色に人々は聞き惚れたとか・・・。


「宗旦キツネは、碁が得意だっていうから、オスキツネ?
お琴が上手な白キツネは、メスキツネかな?白キツネさんのお琴の演奏聞いてみたいね」
ミモロの想像は膨らみます。


神社の前には、ご利益を示す案内板が。

「いろんなお願いを聞いてくださる神社なんだー」


さっそく、ミモロは、社殿に進み、頭を下げて、お願いします。

ミモロ、何をお願いしたの?

「ヒ・ミ・ツ・・・・」

お琴が上手な白キツネを祀っただけに、芸能の上達を願う人には、見逃せない神社です。




「あれ、奥にも社がある・・・えー幸福石大明神・・・」

*「御辰稲荷神社」は、平安神宮の北側、丸太町通りの北側。朱の鳥居が目印に。
コメント
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