ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの町歩き。岡崎から白川沿いをお散歩。印象派展が始まった京都市美術館から

2011-09-15 | 京都
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「今日は、まだ暑いから川沿いをお散歩しよう・・・」とミモロは、朝から近所の白川沿いを歩きます。

白川は、京都の東側を流れる川。比叡山の水を集め、銀閣寺の近くで姿を現し、南禅寺の近くや岡崎、三条通を横切り、知恩院の参道の入り口を経て、祇園へと続き、鴨川へと注ぎます。

川幅も5mほどの流れながら、京都の暮らしを感じさせる情緒あふれる川のひとつです。

岡崎で、白川は、いったん疎水と合流し、京都国立近代美術館の付近から、再び白川として流れを作ります。

川に沿って、道が続き、流れを眺めながらの散歩は、とても気持ちよく、岡崎から祇園へ歩くなら、大きな通りではなく、白川沿いの道がおすすめ。車も少なく、川にそって立つ町家の風情も楽しめます。


では、ミモロが、白川沿いの散歩道をご案内します。

スタートは、京都国立近代美術館から。

「あ、向かい側の京都市美術館で、新しい企画展が始まったんだー」とミモロ。

9月23日~11月27日の期間で、「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション」が開催されます。

10月16日までなら、「フェルメールからのラブレター展」も開催中なので、1度訪れれば、2つの大きな展覧会が見られることに。遠方からいらっしゃる方には好都合かも・・・。


美術館でアートを鑑賞した後、バスで町に戻るのではなく、白川沿いを歩くのはいかがでしょう?
祇園までもゆっくり歩いて、30分ほどで到着します。


さて、白川が、疎水から別れ、独自の流れが始まるのが、この「白川橋」から。

流れは、東に向かう疎水から直角に南へと、向かいます。


「ここからの眺め、好きだなぁー」桜の枝が川に伸び、春は、桜が川を彩ります。また秋は、紅葉も見られるはず。(ミモロは、まだ秋の京都を知らないので、予想です)


川の途中には、ふと足を止めたくなる景色が。

「きっとここには、橋がかかっていたんだね」。今は、橋げただけが残っています。

白川には、小さな橋が、祇園までに、3本ほど掛っていて、独特の風情が。

狭い橋は、通る人が譲り合って渡ります。初夏には、この辺りで、蛍が見られました。

「なんかいい気持ち・・」

ミモロは、橋に座って、足をブラブラ。残暑が厳しい京都ですが、水を見ていると、ちょっと涼しい気分に。

川沿いには、サルスベリや西洋芙蓉の花が、夏の風情を留めています。


「まだまだ暑いねぇー」。今年の夏の暑さは、いまだ衰え知らず。日中は、35度まで気温が上昇。
「残暑と違って、真夏やなー」と京都の人は口々に。
空を見上げても、浮かぶのは入道雲で、まだ秋らしい雲の姿は見られません。

京都にご旅行の場合は、今は、真夏の覚悟で。

ミモロは、さらに白川沿いを進みます。
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