「愛らしい仏像を見に、大本山金戒光明寺の塔頭「西翁院」を訪れたミモロ。
京仏師の樋口尚鴻さんのさまざまな作品を落ち着いた風情漂う中で拝見しました。


さて、
ここ「西翁院」は、天正12年(1584)に、藤村源兵衛西翁院崇徳居士により、光誉清玄上人を開祖として、創立されました。本尊には、阿弥陀如来をお祀りしています。
ここで有名なのが、重要文化財になっている「反古(ほろぐ)庵」というお茶室。
藤村庸軒によって、貞享2年(1665)ごろに建てられたもので、山にあるため、はるかに淀や山崎方面を望む景勝地にあるので「淀看席(よどみせき)」とも言われています。
「あ、京都タワーがみえるよー」とミモロ。視線のはるか先に、小さく尖った姿を見ることができました。
茶室を作った庸軒は、藪内家に学び、古田織部の流れをくみ、さらに小堀遠州や宗旦に従い、後に庸軒流として茶道の一家をなすことに。
「反古庵」は、書院式の傾向と侘形式を併せ持ち、一方、織部の弟子、笹屋宗貞の茶室を模したことから、茶室「宗貞囲の席」とも言われています。
「茶人のお寺だから、趣があるんだねー」とミモロは、お寺の中を興味深そうに見て回ります。

「わー大きな蹲…」
「お庭の雰囲気も趣があって茶人好みだねぇー」と。

「あちらでお茶をどうぞ…」と言われ、ミモロとお友達は、奥の茶室へと向かいます。
お茶をいただくのは、茶室に隣接するお座敷。そちらも素晴らしい造りです。


「どうぞ奥へ…」「えーミモロは、お正客は無理…あのーちょっと後ろにお願いします」と。
「御菓子をどうぞ召し上がれ…」「ハイ、頂戴致します・・・」
京都に暮らしてから、ミモロは、たびたびお茶席に、だからかなり落ち着いています。
お抹茶を頂戴し「結構なおふくかげんで…」と挨拶も。

「とても落ち着いたお寺だねー。普段公開されてないのが、残念…」とミモロ。

「今度、また一緒にどこか行きましょうね…」と、
お友達の人見さん。
「うん、またね…。あ、今日は、可愛らしい仏像に出会えたし、美味しいお茶も頂いたし、ほんとステキな雰囲気だった…」ミモロの心は、しあわせ感でいっぱいに…。足取りも軽いミモロです。

*「西翁院」京都市左京区黒谷町 普段は、公開されていません。でも、その周辺には、うさぎみくじで人気の「岡崎神社」や、紅葉の名所「真如堂」などもあり、散策にはおすすめの場所。細道をたどる楽しさも味わえますよ。
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京仏師の樋口尚鴻さんのさまざまな作品を落ち着いた風情漂う中で拝見しました。


さて、

ここで有名なのが、重要文化財になっている「反古(ほろぐ)庵」というお茶室。

藤村庸軒によって、貞享2年(1665)ごろに建てられたもので、山にあるため、はるかに淀や山崎方面を望む景勝地にあるので「淀看席(よどみせき)」とも言われています。

「あ、京都タワーがみえるよー」とミモロ。視線のはるか先に、小さく尖った姿を見ることができました。
茶室を作った庸軒は、藪内家に学び、古田織部の流れをくみ、さらに小堀遠州や宗旦に従い、後に庸軒流として茶道の一家をなすことに。
「反古庵」は、書院式の傾向と侘形式を併せ持ち、一方、織部の弟子、笹屋宗貞の茶室を模したことから、茶室「宗貞囲の席」とも言われています。
「茶人のお寺だから、趣があるんだねー」とミモロは、お寺の中を興味深そうに見て回ります。

「わー大きな蹲…」

「お庭の雰囲気も趣があって茶人好みだねぇー」と。

「あちらでお茶をどうぞ…」と言われ、ミモロとお友達は、奥の茶室へと向かいます。
お茶をいただくのは、茶室に隣接するお座敷。そちらも素晴らしい造りです。


「どうぞ奥へ…」「えーミモロは、お正客は無理…あのーちょっと後ろにお願いします」と。

「御菓子をどうぞ召し上がれ…」「ハイ、頂戴致します・・・」

お抹茶を頂戴し「結構なおふくかげんで…」と挨拶も。

「とても落ち着いたお寺だねー。普段公開されてないのが、残念…」とミモロ。

「今度、また一緒にどこか行きましょうね…」と、

「うん、またね…。あ、今日は、可愛らしい仏像に出会えたし、美味しいお茶も頂いたし、ほんとステキな雰囲気だった…」ミモロの心は、しあわせ感でいっぱいに…。足取りも軽いミモロです。

*「西翁院」京都市左京区黒谷町 普段は、公開されていません。でも、その周辺には、うさぎみくじで人気の「岡崎神社」や、紅葉の名所「真如堂」などもあり、散策にはおすすめの場所。細道をたどる楽しさも味わえますよ。

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