ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

宇治田原での茶摘み体験。昔ながらの手もみによる「家庭で楽しむ簡単な製茶法」に挑戦。

2012-05-25 | 体験


京都の宇治田原町で行われた「21お茶のふるさと塾」が主催する「茶摘み体験」に参加したミモロ。

茶畑で、新茶の摘み取り作業をした後は、いよいよ製茶を体験します。その会場は、宇治田原町総合文化センター。

そこで、家庭で楽しむ簡単な製茶法を学ぶことに。
用意するのは、ホットプレートとキッチンペーパーです。

まずは、熱したホットプレートに摘んできた茶葉を入れて、蒸す作業です。
ホットプレートに蓋をして、3~4分間蒸します。茶葉から水分が出て、蒸気がモクモクと。
「これは熱いから気を付けてください…」ミモロは、そばで見守ることに。

次に、蒸してシンナリとした茶葉をホットプレートからペーパータオルの上に取り出して、余分な水分を取り除きます。
「クンクン…なんかお茶の臭いがする…」と、鼻を近づけてお茶の香りを嗅ぐミモロ。


再び、ホットプレートに蒸した茶葉をもどし、ここから手もみ作業が始まります。

ミモロも他の参加者にまじって、作業をお手伝い。
「アチチ…蒸したばかりの茶葉って熱いね…」
「お茶には、肌をきれいにする成分があるので、手もみをしていると手がスベスベになりますよ」と、スタッフの方。
「えーそうなんだー。じゃ、もっとやらなくちゃ…」とミモロは、いっそう熱心に手もみ作業を。

この手もみ作業は、茶葉がある程度乾燥するまで続けます。
「わー結構大変な作業だねー、手が赤くなっちゃった…ちょっと休憩しよう…」とミモロは、早々にリタイヤ。参加者は、代わる代わる手もみ作業を続けます。

その間を利用して、お弁当タイムに。「わー茶摘みしてお腹が空いちゃたー。お茶を使ったお弁当だって…」
手もみ作業から抜けたミモロは、ちゃっかりお弁当の前に。
「わー美味しそう…」お弁当には、お茶の葉の天婦羅をはじめ、地元の食材を使った煮物など、滋味にあふれた品々が詰まっています。
参加した「裏千家淡交会神戸第一支部風見鶏青年部」の皆さんと一緒にテーブルを囲み、楽しくお話しながら、美味しい料理を味わうミモロです。

さてお弁当を食べ終えたミモロは、再び、手もみ作業に戻りました。
すでに、茶葉は、ずいぶん煎茶らしくなっています。



「さぁ、もう少しですよ。がんばって…」
「ハイ・・・まかしといて・・・」とミモロは、いっそうハリキッテ手もみ作業を…。
でも、手の小さなミモロ…あまり役には立っていないみたいです。

それからも、手もみ作業は続きます。

さて、同じ作業机には、大きな石臼が乗っていました。「これなにするの?」とミモロ。
「それはお抹茶を作る石臼です。上に乾燥したお茶を入れて、廻すんですよ。それも体験してください…」と。「ハイ、やってみまーす」とミモロ。
石臼の横の持ち手を力を込めて廻します。「うー重い…動かない…」抹茶は、とても細かい粉なので、石臼も簡単には、動きません。
がんばれミモロ…「もうダメー」と、ギブアップしたミモロです。

「さぁ、そろそろお楽しみの『闘茶』を始めましょう・・・」とチャムリエの谷口さん。
「『闘茶』ってなあに?」と興味津々のミモロです。




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