ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

人気急上昇中の気軽に着られるデニムの着物。上七軒の「でにむどす」

2012-06-06 | お気に入りの品

上七軒を訪れたミモロは、以前に行ったことがあったお友達のお店を思い出しました。
「そうだ、あの時も楽しかった…」と。

お友達のお店は、デニム素材の着物を作っています。その名も「でにむどす」。

町家が連なる一角にある、オシャレな感じのお店です。
「キャ!カワイイ小さな着物があるのーこれ、ミモロサイズ?」

お店の表示もオシャレです。
ミモロは、さっそくお店の中へ。

店内には、デニムでできた着物がハンガーに掛っています。


普通着物は、反物を購入して、それを自分のサイズに仕立ててもらいます。いうなれば、オーダーメードなんです。でも、ここの着物は、既製服と同じで、S、M、Lというサイズで、その中から、自分に合ったものを選びます。だから、サイズが合えば、すぐに着られるってこと

この「でにむどす」は、西陣の織元さんの新しいブランドのひとつ。「もっと気軽に着物を楽しんでほしい」という思いから、立ち上げたもの。
デニムと言っても、その質感は、良質で、ちょっとしたお出かけには、ぴったり。

浴衣のように襦袢なしでも、またTシャツなどと合わせたり、着方はいろいろ。その人なりのオシャレが楽しめます。

「本当に、気軽に楽しめる着物で、もちろん洗濯機に入れても大丈夫。ジーンズ感覚で、扱える品なんですよ」とお店の方。

また、「このデニムの着物に合わせるなら、半幅帯や付け帯など、簡単に結べる帯を使っています」と。



実は、京都では、意外につけ帯の人が多いんです。着物を着る機会の多い京都ですが、気軽に着物を楽しむため、また高齢者でも簡単に結える名古屋帯のつけ帯は、なかなか重宝なもの。たとえ上質の帯でも、つけ帯に作り替える人も増えています。

いつでも短時間で、簡単に着物を楽しむ…そんな工夫のひとつです。

このデニムの着物は、3万円~。
浴衣感覚で、楽しめますが、浴衣より、ちょっとオシャレで、日中の外出にもぴったりなのがポイント。

なかなかオシャレなものだけに、着る人の個性を十分発揮するのが、より楽しさを誘います。
だから、このお店にも、デニムの着物にマッチする小物がいろいろ。

「オシャレな草履・・・こんなの履いてみたいー」
扇子もモダンな印象に。

ほかにも、デニム素材で作られたバッグやお財布なども。


「ねぇ、これカワイイかも…どう?」
ミモロ、それはシュシュ。お帽子じゃないのよ…。ミモロの頭のサイズにピッタリですが、なかなか素敵な髪飾りのシュシュです。

着物以外にも、ジーンズ感覚の作務衣なども。「お尻のリボンがキュート!」

「これなぁに?」ミモロが興味を持ったのは、小さなバッジ。
「家紋をデザインしたバッジで、襟元などに付けると素敵ですよ。そういう楽しみができるのも、デニムの着物ならではの魅力ですね」と。

「お洋服にも合うみたい…」ミモロは、自分のワンピースにちょっと付けてみました。

現在、このデニムの着物「でにむどす」の人気は、急上昇中とか。年齢を問わず、着物を楽しみたいという人が、求めています。もちろん海外の方々もお求めに…。

日本の文化の中で、やはり着物は、ぜひ着たいもの。憧れを抱いている方も多いはず。でも着物は持っているけど、お手入れが大変だらか…と敬遠する向きも多い現代です。

ぜひ、一度、お店を覗いてみてください。着物に対するイメージが変わるはず…。
京都の百貨店などでも、扱われるようになり、その人気は、なかなかのもの。

*「でにむどす」のお店は、京都市上京区北野上七軒708 電話075-463-2625 12:00~17:00 火・水曜休み
詳しくはホームページで。





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