初夏のある日。ミモロは、京都にやってきたお友達と一緒に、琵琶湖へのドライブに出かけました。
「京都には、何度も来ているお友達だから、今回は、ちょっと足を伸ばして、琵琶湖に連れて行ってあげよう…きっと湖の風が気持ちいいよー」と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/69/8b68f22168b20e217f009f5f75f8bfa6.jpg)
久しぶりの琵琶湖の景色。ミモロは、お友達を案内するはずなのに、もう車から見える湖の景色に夢中です。
ミモロの住む京都の平安神宮付近から、琵琶湖までは、車で30分ほどで到着できます。盆地で、周囲を山に囲まれた町に暮らすと、たまには、広々とした景色が見たくなるもの。琵琶湖周辺には、京都の人が週末を過ごす別荘やセカンドハウスが人気で、多くのマンションや別荘地が分譲されています。
「あーいい気持ち…この開放感がたまらない…」と、ミモロは、広々とした湖を眺めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/92/284d3f4ea547341011681116a2861c76.jpg)
さて、以前にも一度訪れたことがある近江八幡の町。琵琶湖の東岸にあり、豊臣秀次が築いた町で、今も、古い町並みや水郷が残る情緒あふれるところです。
前に来たときは、青い水田が一面に広がっていて、その景色も、とてもステキでした。
「あれ、今日、来たコースは、一面黄金色になってるー。今は初夏だからイネが稔っているはずないし…」と、車から降りたミモロは、その畑のそばに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/73/0e62af2341544b8f0b0d88f8d5080cd3.jpg)
「なんだろ?」初めて見る景色です。
畑の畦道を、トコトコと進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a4/6cd6ca025be4acb088e77b1beab8dcd1.jpg)
近づいてよく見ると、それは麦。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ae/b0c7259bd1f473d09bb99552e4b5a21e.jpg)
初めて麦の穂を見たミモロです。「写真では、見たことあるけど…麦って、北海道だと思ってたー」と、感激のようす。
確かに、日本国内の麦の主な生産地は、北海道。次いで、九州の佐賀県とか。
米の国内自給率が100%なのに対して、小麦は14%と、麦に関しては、ほとんどが輸入に頼っています。国産麦は、麺や麦茶などの一部に使われるそう。
近畿地方の産地は、滋賀県ですが、その生産量は、他の地域に比べ、あまり多くありません。
「ということは…麦畑が見られるって、京都の近くにはあまりないってことね…。わーこの時期に近江八幡に来てよかったー」と、うれしそう。
「いいなーこの景色…」目の前に広がる一面の黄金色の麦畑は、風を受けて、波打ちます。遠くでは、刈込作業が進行中。「こんな景色に出会えるって思ってなかったー」と、しばし眺めるミモロです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/55/672ad23f45a0b56a09573ff014a26664.jpg)
「誰かさんと誰かさんが麦畑ー」ミモロの口から、麦畑の歌が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/5c/d7a1c3f934eb92502500901a650130e5.jpg)
*琵琶湖周辺の麦畑の景色は、一見の価値あり。おすすめの初夏の景色です。ぜひ5月下旬ごろ、訪れてみて下さい。
![](http://image.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。