ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今、桔梗の花が咲いています。安倍晴明をご祭神にする「晴明神社」。この時期限定のお守りなども。

2012-06-24 | パワースポット

「そうだ、この時期、桔梗が咲いてるかも…」と、ミモロが、ある日、出掛けたのは、今出川通と堀川通の交差点近くにある「晴明神社」です。



パワースポット好きなら、誰もが知っているこの神社は、平安時代前期に活躍した陰陽師、安倍晴明をご祭神にする神社です。

「あ、お星さまのマークが付いてる」と鳥居を見上げたミモロ。
これは、桔梗の形を象ったもので、この神社の社紋です。普通は、鳥居には、神社の名前を掲げるのですが、ここでは社紋を掲げています。
桔梗印であると同時に、晴明は、星の運行など天体の動きなどから、世の中の異変を予知していたと言われますから、五芒星でもあります。

境内に入ったミモロは、まずは手を清めることから…。
小さな龍の口から水が流れる手水舎で、手と口をすすぎます。

そして、社殿の前に進み、お祈りを。
「晴明神社」がある場所は、もともとは、安倍晴明の住まいがあったところ。85歳で他界した晴明の偉業を、一条天皇は、尊ばれ、その2年後の寛弘4年(1007)に、その御霊を御祭神として、お祀りし、創建した神社です。応仁の乱をはじめ、何度も火災に見舞われた神社で、現在の本殿は、明治38年に建てられたもの。

境内には、安倍清明の像が。

桔梗の花は、晴明が好きな花だったとか。

「ところで桔梗の花はどこ?」境内には、『桔梗が開花しました。』と書かれた張り紙が。
でも、境内を見まわしても、花の姿はありません。
社務所で「あのー桔梗はどこで咲いてるんですか?」と尋ねると・・・
「社殿の左側の奥の方に咲いてますよ」と。
再び、社殿に戻り、今度は、グーと身を乗り出して、奥の方を覗きます。

「あ、あったー紫のお花が見えるー」とミモロ。
石燈籠の後ろに、確かに桔梗の花が見えます。

確か、以前、やはり桔梗の花の時期にここに来たときは、境内を囲む壁際に、白や紫の桔梗の花が、もっとたくさん咲いていました。今回、見られた花はここだけ。


社殿に寄り添うように咲く桔梗も、なかなか風情がありました。

さて、この時期は、限定の桔梗の花をデザインしたお守りや土鈴を買うことができます。

「桔梗の花が可憐な雰囲気。この時期だけって、なんか特別感があるよね」とミモロ。

「あ、七夕まもりだってー」
こちらも、七夕の時期の夏限定(8月16日まで)のお守りで、おみくじ付。諸芸向上、開運にご利益があるそう。社務所に500円を納めて、ひとつ箱から引くもの。ミモロもひとつ引くことに。

緋毛氈の上に座り、ドキドキしながら、おみくじを開きます。
「ワー大吉だって…」と、思わずニッコリ。
おみくじと一緒に入っているお守りも首から下げてうれしそうなミモロです。


さて、明日は、境内の中にある陰陽に関わるものをご紹介します。

*「晴明神社」京都市上京区堀川通一条上ル806-1 電話075-41-6460 開門時間:9:00~18:00 地下鉄烏丸線「今出川駅」徒歩10分。詳しくは、ホームページで。




人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする