京都駅から、歩いて15分ほどの場所にある「梅小路公園」。その一角に「梅小路蒸気機関車館」があります。
乗り物大好きなミモロは、「いのちの森」で蒸気機関車の警笛を聞いてから、もう気もそぞろ。「蒸気機関車,見られるかなぁー」と、足早に向かいます。


「梅小路蒸気機関車館」の建物は、旧二条駅舎。明治37年(1904)京都鉄道株式会社によって建てられ、1996年までの現役時代には、日本最古の木造駅舎と言われ、京都市有形文化財に指定されました。そして、1997年に、駅舎としての役割を終え、ここに移築、復元され、現在は、蒸気機関車に関する資料展示館として、新たな役割を担っています。
資料館に入るには、入場券が必要。大人400円、小人100円です。
窓口に行って、「あのー1枚ください…」とミモロ。「ハイ、どうぞ、ゆっくり楽しんでくださいね」と大きな切符を渡されました。

「あ、入場券だから、赤い線が付いてる…」

今の若い方は、知らないと思いますが、電車の切符は、厚紙のようにしっかりしていて、改札口では、駅員さんが、1枚ずつ、切符を確かめながら、はさみを入れてくれました。そのはさみの切り口が、駅ごとに異なっていて、それを見るのも楽しかった…。乗車記念に、駅員さんに頼んで、切符をもらったことも。今では、全部、機械の中に回収されるので、不可能ですね。
資料館は、蒸気機関車に関するあらゆるものが展示されています。

ちょっと大きなものも…

実際の機関車に乗れるのも、楽しいこと…

「ここに石炭を入れるんだよね…」と、ミモロは、機関車に乗って、楽しそう。
「出発!ポー」と自分で警笛のマネを。

「ガターン、ゴトーン」と言いながら、走らせているようです。

どこまで、乗り物好きなんでしょ。女の子なのに…「えー、女の子だって、乗り物好きはいるよ!」と、これは失礼…。
さぁ。他の展示も見て回りましょう。
「うんーそうね・・・」と、ちょっと名残惜しげな顔をしながら、機関車から降りて、次の展示へトコトコと。
「あ、機関車の説明だー」とスクリーンの前に。機関車の構造や走る仕組みなどがわかるビデオが映し出されています。


「あ、ジオラマがある…」

ボタンを押すと、機関車や電車が走る装置。ガラスにへばりついて見るミモロです。

そんなに好きなの…「うん…だって…」と、もう言葉も少な目に…。
さぁ、外に行ってみましょう…「ハーイ…」と、ミモロは、展示物から離れ、やっと外へ。

昔の駅舎の面影を留める駅のベンチ…。なにか風情がありますね。
「うわースゴイ!」外には、ミモロが興奮する大きな蒸気機関車の姿がズラリ…。

*「梅小路蒸気機関車館」の詳しい情報は、ホームページで。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね