「梅小路蒸気機関車館」を訪れたミモロ。いろいろな展示を見た後に、いよいよ外へ。
そこには、ミモロが想像していたより、すごい景色が、広がっていました。

「ウアワー大きい!スゴイースゴイー」と、ミモロは、もう興奮状態。そこには、黒々と聳える蒸気機関車が、ズラリと並んでいます。
ここにあるのは、大正から昭和にかけて旅客用、貨物用など、使用目的に合わせて設計・製造された国産の蒸気機関車。全部で、なんと19両を保存しており、そのうち7両は、動く状態に整備され、5両は、現在も現役として活躍しているもの。
ミモロが、昨年に山口に行ったとき初めて乗った蒸気機関車の『SLやまぐち号』も、運転期間以外は、ここで整備されています。「あ、あの時乗ったSLね。楽しかったのよねー」と、楽しい思い出が蘇るミモロです。(ミモロの山口の旅をぜひご覧ください)
「え?ここで整備されているということは、山口からここまで走って来るの?それ見てみたいね」とSL好きのミモロの好奇心は膨らみます。どうやって移動するのか、どなたかご存じではありませんか?教えてください…。

さて、蒸気機関車が入っている車庫は、上から見ると扇の形をしてる「扇形車庫」で、大正3年(1914)に建設された現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの建造物です。
その中に、皆、正面を向いた姿で並び、まさに圧巻。

車庫へは、20線の引き込み線があり、蒸気機関車の向きを変える転車台を中心に、放射状に延びています。

「あの上に機関車を乗せて、回転させるんだよねー。ここから、それぞれの路線に出発するんだー。スゴイなぁー」とミモロは、機関車が出発する状態を想像しながら眺めます。

車庫に、ずらりと並んだ蒸気機関車。



どれも堂々として、威厳すら漂わせています。
実際に乗ることができるものも。

ミモロ、そっちは乗っちゃダメ。「あ、いけない…」と、慌ててほかのSLへ。

「シュシュポポー」とミモロは、SLの旅気分を味わいます。

「ポー」っと、どこからか警笛の音。

「あ!蒸気機関車が、走ってるー」

ここ「梅小路蒸気機関車館」では、実際に10分間ほどのSLの旅が体験できます。
乗車料金は200円。
「ミモロも乗ってみたいなぁー。でも、前にSLやまぐち号にも乗ったし…。お腹空いたから、ご飯を食べに行きたいよー」と。どんなに夢中になっても、お腹が空くのは忘れないミモロでした。
大人でも十分に楽しい「梅小路蒸気機関車館」。蒸気機関車の大きさとその迫力には、圧倒されるものがあります。ぜひ一見の価値はある場所です。
*「梅小路蒸気機関車館」の詳しい情報は、ホームページから、どうぞ。SLの詳しい説明も掲載されています。

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