京都で人気のパワースポットの「晴明神社」。陰陽師の安倍晴明の御霊をお祀りした神社です。
神社の境内には、陰陽を司るものや、魔除けのパワーがあると言われる「五芒星」が、いろいろなところに見られます。
まず、神社の門は、「四神門(ししんもん)」といて、柱の上に青竜、朱雀、白虎、玄武の四つの神さまが、彫り込まれ、またその門には、魔除けの「五芒星」が大きく掲げられています。

境内の中に入ると、陰陽を表す、月と日のオブジェがのった柱が聳えています。


「あ、マンホールみたいな地面にある鉄の扉の上にも陰陽のマークが書いてあるよ」とミモロ。

また、手水舎のそばにある「晴明井」は、晴明の念力によって水が湧き出たと言われる井戸で、病気平癒にご利益があるとか。その水が湧くところにも「五芒星」が。

流れる場所は、その年の恵方向きで、今年は北北西に向いています。
実は、神社の境内は、かつて千利休の屋敷があったところとか。この井戸の水も利休が茶事に用いたとか…。

さて、鳥居の方向にちょっと戻ると、
そこには、「一条戻橋」が、昔の橋の一部を使い、当時の風情を漂わせ、復元されています。

「一条戻橋」は、都の北にある橋で、現世と黄泉の国の境界線ともいわれ、さまざまな伝説がある橋です。
その橋のそばに何やら、怖い顔の像が。

この像は、式神の像。式神とは、陰陽師が使う精霊で、晴明の妻が、式神を怖がったので、橋の下に封じ込めたとか。それから、式神は、この橋を渡る人の占いを担当。一条戻橋の橋占いは、有名で、平清盛の妻が出産の折、占ってもらったそう。
「戻橋」という名前から、京都では、花嫁行列は、出戻らないように、決してこの橋を渡らないそう。また、戦時中は、出征する兵隊さんが、無事に戻ってくるように、密かに渡り、祈ったとも。
現在も、この神社のすぐそばに、実物の「一条戻橋」があります。
また、本殿脇には、大きな桃が。

「わー桃太郎が生まれて来そうな、大きな桃…」とミモロ。桃は、陰陽道では、魔除け、厄除けの意味があるそう。訪れる人が、触るため、桃は、ツヤツヤ。ミモロもしっかり触っていました。
もちろん、この神社のお守りは人気。

「どのご利益が、一番欲しいかな?」とミモロは、迷っているようです。
絵馬にも、「五芒星」が。

橋占いが、昔、評判だったこのエリア。「晴明神社」では、占いが人気で、朝の開門と同時に、どっと占い希望者が、詰めかけるそうです。

「今日は、もう占いおしまいだってー」と、ちょっと残念そうなミモロ。
写真撮影のための看板から、顔をだして、「私、晴明になったのー」と楽しそう。

「なんかいろいろパワーもらった気がする…」と、先ほど買った「七夕まもり」を首から下げて、満足そうなミモロです。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね