京都では、毎月いろいろな場所で骨董市や手づくり市、フリーマーケットなどが盛んに開催されます。
ミモロは、以前、霊山観音の「かんのん市」3日、東寺の「弘法市」21日上賀茂神社の「上賀茂手づくり市」23日、北野天神の「天神市」25日に行ったことがあります。
「えーと、まだ行ったことがない手づくり市はー…。あ、『百万遍手づくり市』に行ってなかったー」と。そこで15日に、トコトコお出かけすることに。
「百万遍手づくり市」が行われるのは、「大本山 百萬遍知恩寺」というお寺です。(知恩院ではありません)。
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境内は、手づくり市のテントがいっぱい。
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「わー素敵なものが、いろいろあるよー」と、ミモロは、キョロキョロ。
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もうテントを見たくてたまらない様子。でも、まずは、お参りをしてからね。
「うん、そうする…」と、テントが並ぶ中を抜けて、一番奥の本堂へと向かいます。
「やっと着いた…すごく大勢の人がいるから、なかなか、ここまで来るの大変だったーフー」
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そして、大きな本堂の中へ、進みます。
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ここ「知恩寺」は、浄土宗4ヶ本山のひとつ。法然上人を開山の祖と仰ぎ、その弟子源智が、1212年に建立したお寺です。
創建当時は、今出川烏丸付近にあったそう。足利義満が、相国寺を建立するにあたり、移転を命じられ、その後、2度ほど移転を繰り返し、寛文年間1661年ごろ、現在の場所に落ち着くことに。
「百万遍」という号は、1331年、京都では、大地震があったり、疫病が蔓延したため、悪疫退散を祈願して、8世空円上人が、阿弥陀仏の名を百万遍称え、悪疫を鎮めたことから、後醍醐天皇より、その号と大数珠を賜ったそう。
御本尊は釈迦牟尼如来。
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ミモロは、深々と参拝を。
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参拝後、ふと上を見上げると、大きな数珠が、天井付近に下がっています。
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その御数珠は、円周約110メートル、重さ320キロ。1800個の数珠からできているそう。
年に3回ほど、300人の人たちにより、数珠回しが行われる大数珠です。
すごく大きな数珠…とってもミモロでは、まわせないかも…
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ミモロの大きさと比べると、数珠がいかに大きいかがわかります。
「さぁ、手づくり市を見に行こう…」参拝を終えたミモロは、ワクワクしながら境内のテントへと向かいました。
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*「百萬遍知恩寺」京都市左京区田中門前町103 京都大学の北側にあります。
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