京都大学の北側の「百萬遍知恩寺」の境内で、毎月15日に開催される「百万遍手づくり市」。
ミモロは、境内に並ぶ、約400ものテントを次々に回ります。
「あ、ここのTシャツもカッコイイ!」と、本堂の近くに設置されたテントに近づきました。

レコードが、大きくデザインされたTシャツです。
「ねえ、レコードに文字が書いてあるよー。もしかしてこれ手描き?」とミモロは、レコードの模様を見つめます。

「あ、それね。お気に入りの曲の歌詞が書いてあるのよ」と、デザイナーであり、このTシャツを作ったユキ・ナカツさん。

レコードの部分は、別の布を縫いつけたアップリケのよう。
「Tシャツも、作ったのよー」「えーTシャツ自体も手づくりなのー」と、ミモロは、ビックリ。1枚1枚、手づくりされたTシャツは、すごく着やすそうです。
「色の組わせが、カッコイイ!」

「わ!このシャツ、そでの感じがカワイイー。もしかして、これ浴衣生地?」とミモロ。

「そう、男性ものの浴衣生地で作ったのー。最初は、自分のシャツを作ったら、知り合いから、いい感じ…って言われて、商品化したわけ…」と、ユキさん。
アロハシャツの原点は、浴衣生地と言われますが、このシャツは、立て衿になっていて、キチンとした感じ。でも、袖がちょっとパフスリーブ調になっているので、可愛らしい印象も。
また、コットンジャージ素材で作られた長そでのシャツ。

赤、黄色と鮮やかなカラーは、カーディガンやジャケットのように着るのに便利そう。
ユキさんは、毎月抽選で当選すれば、テントを出すそう。
「なんか、すごくカッコイイ!」と、ミモロは、すっかり気に入ったよう。

「また、来るねー。今度は、お友達連れて来まーす」と言って、手を振りながらお別れ。
*「ユキ・ナカツ」連絡先 princessnakatsu@erweb.ne.jp 携帯090-8122-5777
*京都では、毎月各所で、さまざまな市やマーケットが開催されます。
それぞれ出店者に特徴があり、異なった品々を扱っています。
東寺の弘法市は、プロの業者さんが出店。植木、漬物、陶器、古着などが豊富。
また、北野天満宮の天神市は、食べ物の露店や、和洋の骨董品などがいろいろ。
上賀茂神社と、ここ知恩寺の手づくり市は、手づくりというのが条件なので、作り手の個性が楽しいもの。手づくりと言っても、そのレベルは高く、ここに出店して、ショップからの引き合いなども多いとか。自分の好きな作家さんを見つけるのも楽しみです。
*「百万遍手づくり市」知恩寺(くれぐれも知恩院と間違えないように…)京都大学北側、出町柳駅徒歩10分。 毎月15日 9:00~16:00

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