ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの小豆島の旅(1)神戸港から安くて快適な「ジャンボフェリー」に乗って、瀬戸内海の小豆島へ。

2012-09-26 | 国内旅行

神戸の宿泊先の「ホテルオークラ神戸」をなんと朝5時にチェックアウトしたミモロ。
眠い目をこすりながら、お迎えに来てくれたお友達の車に乗って、神戸港のフェリー乗り場へと向かいました。
到着したころは、まだ夜の闇が残る時刻。待合室でちょっと待機して、いよいよ車をフェリーに積み込みます。

「ここから、車といっしょに船に乗るんだー大きな口に飲み込まれるみたい…」と、ポッカリト開いた船首に、車が次々に入って行きます。

船体は、さすがジャンボフェリーというだけあって、広々。大型のトラックが何台もすでに駐車しています。

乗客は、車から降りて、上に。そのころには、辺りは明るくなっていました。

桟橋と船を結ぶハッチが上がり、いよいよ船出の時を迎えます。


久しぶりの船旅に、ワクワクしているミモロです。

やがてフェリーは、静かに岸壁を離れ始めました。
「景色がよく見えように、もっと上のデッキに上ろう…うー結構キツイ…」とミモロは、船の急な階段をフウフウいいながら登ります。

デッキからは、朝靄の中、ポートタワーや高層ビルが一望。

「あ、あれ、さっきまでいた『ホテルオークラ神戸』だー」と高く聳える建物を見てミモロが声を。

次第遠ざかる神戸の町を、しばし眺めるミモロです。


さて、ミモロの乗り込んだ「ジャンボフェリー」は、神戸港と四国の高松港を結ぶもの。
途中、立ち寄る小豆島が、今回、ミモロが訪れる場所です。

小豆島は、淡路島のように橋で結ばれていないため、船だけが訪れるための交通手段です。
フェリーは他にも、高松、岡山、姫路などからの就航が、こちらは本数も多いコースです。

今回、ミモロは、京都からなので、一番近い神戸港の路線を選びました。
ただ問題は、1日3本しかなく、1本は、夜中に出発して翌朝着くもの。
平日は、特に朝6時神戸港発なので、京都から電車で6時までに神戸港に到着することができません。そこで、近くのホテルに前泊したのでした。
(週末は、8時の出発になるので、電車でも到着できます)

「岡山の方が、運行便数は多いけど、そこまで行くのに新幹線を使わなくちゃならないねー。それも大変…」と、PCを前に、あれこれシュミレーションをしたミモロです。

神戸港から、小豆島の坂手港までは、約3時間。

「朝早いけど、寝て行けるから、これが楽かも・・・。しかも運賃が安い!」と。
『ジャンボフェリー』の運賃は、普通車で片道4990円。同乗者は1800円で利用できます。これは、新幹線で岡山までに行くのに比べかなり割安。
車1台と同乗者1名で13300円ほどで往復できます。

時間も、新幹線を使うより短縮できます。ただ出発時間が問題ですが…


初めて乗った「ジャンボフェリー」。ミモロは、眠気も忘れて、あちこち歩き回ります。

ロビー付近は、ちょっとゴージャスな雰囲気。「豪華客船をイメージしてるのかな?」とシャンデリアを眺めてポツリ。

リクライニングシートの席などもありますが、寝るならやはり絨毯敷きのスペースがおすすめです。

この船には、女性専用のキャビンも。
「ゆったりしたリクライニングシートで、女性だけで寛げて嬉しい!」と女の子のミモロは、寝相の悪さが見られなくて、ホッとしたよう。

「この席からの見晴らしも最高!」
奥には、絨毯敷きのお部屋や授乳室、キッズルームも用意され、女性にやさしいサービスが。

2階に降りると売店や軽食コーナーがあります。
小豆島のお土産物も多数そろっていました。
「そうだー朝ご飯、食べてなかったー。寝る前に食べとこ…」と、ミモロは、うどんのダシの香りに誘われて、軽食コーナーへ。

「やっぱり四国はうどんだよねーフウフウー」
大きなお揚げの入った大好物のキツネうどんを、しっかり食べるミモロです。


腹ごしらえも済ませ、再びデッキに出てみると、そこには、青い海が広がっていました。

「あー潮風が気持ちいいー。久しぶりに海を見た感じ…やっぱり海はいいなぁー」
東京生まれのミモロは、ときどき海が恋しくなって、近くの琵琶湖に出掛けます。
「海じゃないけど、広いから…」。山に囲まれた京都に暮らすと、ミモロのように海の近くで育ったものには、広々とした景色が恋しくなるようです。

「海は広いな大きいなー・・・行ってみたいなよその国ー」と思わず歌っているミモロ。
「あ、ここは瀬戸内海だから、外国には、行けないんだったー」

爽やかな海の風が、やさしくミモロの毛並を揺らします。

*「小豆島ジャンボフェリー」の詳しい情報は、ホームページでどうぞ。







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