ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

もうすぐ満開、京都御苑東側の「梨木神社」の萩の花。23日は「萩まつり神事」も。

2012-09-19 | 歴史・史跡

昼間は、まだ暑さが残る京都。でも朝晩は、空気もずいぶんヒンヤリとしてきて、秋の気配を感じます。

「そうだ、そろそろ萩の花が、咲くんじゃないのー」とミモロは、カレンダーを見ながらポツリ。そこで、さっそく京都御苑の東側にある萩の名所「梨木神社」に出かけることに。

ミモロのお家のある東山から、地下鉄東西線に乗って「京都市役所前駅」から、寺町通りを北に上り、丸太町を越えて、さらにドンドン進みます。
御苑の壁沿いに細い道が続き、お散歩には、ぴったりのコースです。

「あ、お花が咲いてるー萩の花かな…」と近づくと、「これは、違うお花…でも可憐な感じ…」ちょっと慌てん坊のミモロです。

京都御苑の清和院御門のそばにある「梨木神社」は、別名「萩の宮」。
本殿に続く参道の両脇には、9月、ピンクと白の萩の花が生い茂るはず…
「あれ?まだ緑しか見えないよー」。萩の開花は、例年より、少し遅めのよう…。
でも、もうピンクの萩は、しぼみかけているものも。

昨年は、今頃が「萩まつり神事」を行う時期ですが、今年は、9月23日に行われます。


ここでは、萩に俳句が書かれた短冊が下がっています。17日には、「府市民俳句大会」が開催され、参加者の俳句が、萩の枝に飾られ、風流な雰囲気。

「俳句ねぇー・・・・『萩の花、ミモロはおはぎも食べたいな…』」と一句。


本殿に進み、ここにお祀りされている明治維新の功労者、三条実光、実美父子に参拝。



「ちょっとだけ、来るのが早すぎたねー。やっぱり23日の『萩まつり』の頃がベストかも…」
でも、それなりにキレイです。

「せっかく、ここに来たんだから、お水を飲んで行こう・・・」と、境内の一角にある「染井の水」へ。

はい、お水をどうぞ…。ミモロは、柄杓から一口お水を…。
この「染井の水」は、京都の三名水のひとつ。大きなペットボトルをもって、水を汲む人が絶えません。
「なんか美味しい…」と、ゴクリ。

社務所には、萩が描かれた小さな土鈴が。

梨木神社は、紅葉も見事。11月下旬にもぜひ紅葉を見に行ってみて下さい。

「そうだ、近くに、もうひとつ、萩で有名なお寺があるんだった…」と、ミモロは、梨木神社を後にして、今出川通りから、鴨川の方へとさらに歩きだしました。


*「梨木神社」京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町 電話075-211-0885
境内自由参拝。9月22日は、舞が奉納、お茶席も設けられます。23日は、狂言や日舞の奉納、抹茶と煎茶のお席も。






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