昼間は、まだ暑さが残る京都。でも朝晩は、空気もずいぶんヒンヤリとしてきて、秋の気配を感じます。
「そうだ、そろそろ萩の花が、咲くんじゃないのー」とミモロは、カレンダーを見ながらポツリ。そこで、さっそく京都御苑の東側にある萩の名所「梨木神社」に出かけることに。
ミモロのお家のある東山から、地下鉄東西線に乗って「京都市役所前駅」から、寺町通りを北に上り、丸太町を越えて、さらにドンドン進みます。
御苑の壁沿いに細い道が続き、お散歩には、ぴったりのコースです。

「あ、お花が咲いてるー萩の花かな…」と近づくと、

京都御苑の清和院御門のそばにある「梨木神社」は、別名「萩の宮」。

本殿に続く参道の両脇には、9月、ピンクと白の萩の花が生い茂るはず…

でも、もうピンクの萩は、しぼみかけているものも。

昨年は、今頃が「萩まつり神事」を行う時期ですが、今年は、9月23日に行われます。

ここでは、萩に俳句が書かれた短冊が下がっています。17日には、「府市民俳句大会」が開催され、参加者の俳句が、萩の枝に飾られ、風流な雰囲気。

「俳句ねぇー・・・・『萩の花、ミモロはおはぎも食べたいな…』」と一句。

本殿に進み、


「ちょっとだけ、来るのが早すぎたねー。やっぱり23日の『萩まつり』の頃がベストかも…」

「せっかく、ここに来たんだから、お水を飲んで行こう・・・」と、


はい、お水をどうぞ…。ミモロは、柄杓から一口お水を…。

この「染井の水」は、京都の三名水のひとつ。大きなペットボトルをもって、水を汲む人が絶えません。
「なんか美味しい…」と、ゴクリ。
社務所には、萩が描かれた小さな土鈴が。

梨木神社は、紅葉も見事。11月下旬にもぜひ紅葉を見に行ってみて下さい。
「そうだ、近くに、もうひとつ、萩で有名なお寺があるんだった…」と、ミモロは、梨木神社を後にして、今出川通りから、鴨川の方へとさらに歩きだしました。
*「梨木神社」京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町 電話075-211-0885
境内自由参拝。9月22日は、舞が奉納、お茶席も設けられます。23日は、狂言や日舞の奉納、抹茶と煎茶のお席も。

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