ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

馬みくじのある上賀茂神社へ初詣。午年に縁のある神社として、注目。新馬の白馬もお出迎え。

2014-01-06 | 京都

友達の三宅さんといっしょに、初詣に訪れたのは、上賀茂神社。
  
葵祭で、有名な神社です。 京都最古のお社のひとつで、元旦にお詣りした「松尾大社」と共に、平安時代には、王城鎮護の神として崇敬されたところ。つまり、今年のミモロの初詣は、京都の町を守る神様をめぐることに。
「あけまして、おめでとう…」ミモロが、新年のご挨拶をしたのは、神社に昼間いる神馬。「年の始めに、白馬を見ると、1年の邪気が祓われるんだってー」と。7日には、「白馬奏覧神事」が10時から、上賀茂神社で行われます。これは、宮中の儀式「白馬節会」を神事化したもの。当日は、七草粥も用意されます。

ご祭神の「賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)」は、その名が物語るように、勇ましい神様。馬の駆ける姿で、神様を喜ばせようと、5月の「競馬会足汰式(くらべうまあしぞろえしき)」や「賀茂競馬(かもくらべうま)」など、さまざまな馬にまつわる神事がこの神社には伝わっています。

まずは、参拝…その前にお清めを…。手水場には列ができていたので、ミモロは、少し離れた「ならの小川」に注ぐ川へ。そこで、静かにお浄めを済ませます。「あ、シジミ…ここにもいるんだー」
平安神宮の神苑の川でも見つけた天然のシジミです。ここには、かなりの量が…。「お味噌汁できるかも…」ミモロ、お腹壊すわよ…これは、神様のものだから…。
本殿にて、感謝と今年の平安祈願を。

「上賀茂神社」には、木彫の午が咥えるおみくじがあります。でも、午年の今年は、限定のおみくじが。
「どの子にしようかなぁー」と、ミモロもひとつ選びます。「馬は、群を作って走る性質があるから、群を率いる先頭の子にしよう…」と一番先に置いてある馬を選びました。
  
馬体には、上賀茂神社のご神紋の葵が。「かわいい~」とミモロのおみくじコレクションに、また仲間が加わりました。

「なんかいい匂いがする…クンクン」と、鼻をピクピク。境内の一角には、ぜんざいと大根炊きのテントが。
「この冬まだ大根炊き食べてないよー」と、年末、年始に京都のお寺や神社では、大根炊きが行わますが、そう、この冬は、まだ食べてなかったーしっかり覚えているミモロでした。
500円で一人分。「大根がいっぱいー」と、ひとりで食べきれないので、お友達といっしょに。大き鍋でコトコト炊かれた大根は、味もよく浸みこんでいます。がんもも付いて、食べごたえもありました。

東京の初詣では、食べたことがなかった大根炊き。京都の神社やお寺では、大根炊き、かぼちゃの煮物、甘酒、こんにゃく炊きなど、その時期にちなんだ食べ物がよく振舞われます。それを行うのは、なかなかの手間。地域の人や氏子の人たちの結束と神社やお寺に対する思いが強い証では…。

昨年は、出雲大社、伊勢神宮の遷宮が行われました。ここ上賀茂神社も平成27年に第42回の式年遷宮を迎えます。
現在、寄付(奉賛)のお願いをしています。1口5000円以上で、寄付すると記念品と特別参拝が1回できます。500万円以上だと、遷宮に関係するさまざまな祭典に参加でき、感謝状もいただけ、さらに終身で特別参拝ができるそう。詳しくは、ホームページで。

「さぁ、次は下鴨神社に行こう・・・」

*「上賀茂神社」の詳しい情報は、ホームページで。 





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