1月19日の日曜日、ミモロが朝目覚めると、一面、白い銀世界。「わー雪だー」と、ミモロは、急いでマフラーを首に巻いて、毛糸の帽子をかぶって、外へと飛び出しました。

神宮道の突き当りは、「平安神宮」。

すでに参拝客のために、ほうきで雪がかかれ、歩きやすいように本殿へと道ができていました。

「わーやっぱり、素敵な景色…」

見渡す限り、フワフワの白い雪の絨毯が敷き詰められているようです。

雪の京都の美しさは、格別。底冷えのキツイ京都ですが、雪景色を眺めると、やはり冬もいいなぁと思ってしまいます。京都らしい風情ある建物が、雪をかぶり、その趣は、いっそう。
雪の日に、観光客やカメラマニアに人気なのは、「金閣寺」。金色の建物を包む純白の雪の美しさは、絵はがきや写真集などでも、紹介される京都の雪景色を代表するもの。「見たいけど…ちょっと遠いんだもの…雪の時は、車出せないし…」とミモロ。そこで、もっぱら歩いて行ける岡崎エリアが、雪見のコースをご紹介します。
ミモロが、気に入っている雪景色は、いつもお散歩で行く「平安神宮」。ここの魅力は、なんといっても、朱色の建物と白い雪のコントラストの美しさにあります。京都で、同じように、朱塗りの建物がある下鴨神社、上賀茂神社、伏見稲荷大社など、雪の時は、やはり美しいところです。でも、「平安神宮」の雪景色は、広々した境内の雪にあります。もちろん雪がないときも、そこには、白砂が敷かれていますが、雪の白さは、それとは全く違い、キラキラと、そしてフワフワ。開放感は、抜群。ミモロは、そこを歩くのが大好き。


サクサクサク…雪をかきながら、広い境内を進みます。この日の積雪は、2~3センチというところ。でも、小さなミモロには、十分な深さ。ネコなのに、こたつに丸くなっていないネコなのです。
「ソリがあると、きっと楽しいのに…雪だるまつくってもいい?」と。境内で雪遊びは、ダメだと思うけど…。

空には、どんよりとした雪雲。でも、ときどき雲が切れて、太陽の光が、射し込みます。すると辺りは急に、目を開いていられないほどまぶしく…。でも、それもすぐに終わり、再び雪が舞い降りる、不安定な天気です。

境内にある青龍の水場でも、龍の頭に雪が積もっています。



今度は、どこに行くの?「雪遊びするのー」と、岡崎公園へと向かいます。

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