ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都・観光文化検定試験」2級合格。合格すると、受験料をカバーできる特典や優待もいろいろ…

2014-01-31 | 京都

昨年、12月8日に、第10回 京都・観光文化検定試験が行われました。
これは、京都商工会議所が実施しているもので、京都の文化、歴史などを、幅広く、より深く理解し、文化・観光の振興に役立てることなどを目指すものです。

「そろそろミモロちゃんも受けたら…」と、言われていたのですが、「う~ん」と自信がないのか、グズグズしていたミモロです。でも、受験受付の1週間前に、やっと申込みを。

そして、それから、本屋さんで、公式テキストブックを購入。
「合格した人が、これさえ、よく読んでおけば、大丈夫だって…って言ってたよ」と。

赤鉛筆片手に、テキストブックを読み始めました。
「う~なるほどー」と言いながら、読み進めます。

どんな具合?「うん、すごく面白いんだけど…思ったより量がある~。試験日までに読み終えるかな?」と…大丈夫?
ミモロの場合、毎日のブログの取材のため、結構、いろいろなお寺や神社などを、実際に訪れています。でも、その記憶は…「ブログに書き終えると、忘れちゃうのー」と。テキストブックを読み進めると、今までの経験や知識が、整理されてきます。

ミモロの学習の仕方は、覚えなくてはいけない箇所を赤鉛筆などで、マークします。「ノートを作る時間ないもの…」と。
すべて記述式の1級試験ともなると、ノートを作り、何度も文字を書き、正確に覚えなくてはなりませんが、2級までなら、4択なので、文字が書けなくても、記憶だけでも対処できます。
また、インターネットで検索して、過去問題をひと通りやって、試験の出題傾向を把握します。

「満点じゃなくていいの…」と。つまり2級の場合は、7割できればいいのですが…。なんとも楽観的なミモロです。

いよいよ試験当日…。会場は、立命館大学衣笠キャンパスです。
初めて訪れたキャンパス…。「ちょっとまだ時間があるから、お散歩しよう…」と
 
余裕というより、開き直ったミモロです。12月の初旬は、まだ紅葉も美しく…。
  
広いキャンパスの中をトコトコ歩き回ります。「今度、ゆっくり遊びに来よう…」と。さぁ、そろそろ試験会場へ行きましょう。「あのーどこですか?」途中、案内の人に尋ねて、いよいよ会場へ。
 
午後13時30分から、約90分間の試験が始まりました。「思ったより、時間掛るー」。30分前には、解答し終わった受験者が、次々に会場を退出し始めました。「えーまだ、全部解答書いてない…」と、少々慌てるミモロです。

京都の文化・観光・歴史と、多方面にわたる出題。今回、事前に出題テーマが示される「公開テーマ問題」は、洛北の大原、八瀬、比叡山でした。これは、以前、行ったことがある場所。「フムフムわかるもんねー」と、スムーズに解答。
最後の京都をテーマにした歌謡曲などの問題は、若い世代には、ちょっと不利だったかも…。懐メロに詳しいミモロは、ここはパーフェクト。

試験を終えて…。どうだった?「うん、テキストブックよく読んでなかったところが出ちゃって、わかんなかった~」と。そう、試験勉強する時間が、あまりに短すぎて、テキストブックの最初と最後の辺りが、読み切れてなかったのでした。

どう?合格できそう?「う~ん、わかんない…。不合格だったら、また来年受ければいいしー」と。確かに、何度でも受ければいいんです。


さて、年が変わり、1月23日は、試験結果発表日。その翌日に、ポストに結果を告げる郵便が届きました。
「わー合格できちゃったー!」と大喜び。

第10回の受験者2108名。合格者1182名。合格率56.1%。合格基準は、70%以上で、今回の平均点は、70.5点でした。
1級になると、合格基準は、80%以上、合格率は、なんと15%と、一機にむずかしくなります。また、1級受験には、2級の合格が必要。これで1級受験の資格はできました。どうするの?ミモロ…。

1級は、とても今回のように、短期間の勉強では、合格できません。
「漢字書けそうもないから…1級は無理…」と、2級で満足しているミモロです。

「わー合格すると、いいことあるんだねぇー」と、合格証と一緒に「合格者優待のご案内」を見て、なにやら喜んでいます。
それによると…
2月1日から3月31日まで、「京都・観光文化検定試験 合格者」なら、1級から3級まで、過去に合格した人も含め、だれでも、合格証を提示すると、京都市と京都府などに関係する施設に無料で入館できるというもの。
例えば、京都市美術館、京都府立植物園、京都府立堂本印象美術館、京都文化博物館、高麗美術館、元離宮二条城など、12か所に無料で入館できるんです。通年では、アサヒビール大山崎山荘美術館の入館料が100円引きなど他に2か所も。さらに、京都市内の指定ホテルの宿泊料金やレストランが、通常料金の10%引きなどの優待も。

受験料は、3級3150円、2級4200円、1級6300円ですから、合格すると、その費用がカバーできる優待が受けられるということ。受験する価値十分の優待です。

また、さまざまな講習会やボランティア活動にも参加できます。京都の観光促進に知識を役立てるのもステキなこと。


「どうして、動物園に優待がないのー!」と、ちょっとそこだけ不満そうなミモロです。

ぜひ、一度、知識を整理するつもりで、受験してはいかがでしょうか。

*「京都・観光文化検定試験」に関する情報やお問い合わせは、「京都商工会議所 京都検定事務センター」へ
*今回は、影の声が、ミモロに代わり、実際は受験しています。あしからず…。


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コメント (5)
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