京都の祇園エリアは、今、ゑびすさんで連日賑わっています。
「今年も、福笹もらいにいかなくちゃー」と、ミモロもさっそく出かけます。


八坂神社の境内の一角にある「祇園えびす社」は、「祇園のえべっさん」と呼ばれ、京の町衆に親しまれる、珍しい北向きに社を構える恵比寿様。その歴史は古く、平安時代と伝えられます。商売繁盛を願う恵比寿信仰の原点との言われるところです。
関西で盛んな恵比寿信仰。有名な大阪の今宮戎神社は、ここ八坂神社の氏子が、大阪に移り住んだ折、そちらにお祀りしたことからとか…。今も、その縁は深く、大阪の今宮戎神社の十日戎に先立つ、1月8日の献茶祭に、八坂神社から神水を運ぶそう。
八坂神社の祇園蛭子社の周りには、商売繁盛を願う福笹やそれに飾るさまざまな縁起ものを求める人たちが詰めかけ、歩くのも大変なほど。


「今年は、何を笹に吊るそうかな?鯛?俵?打ち出の小槌?千両箱も捨てがたい…」と、ミモロも飾りを選びます。

9日の午後3時ごろ。八坂神社から、七福神を乗せた「えびす船」が、四条通を八坂の石段下から烏丸通まで往復し、氏子の人たちに、福を届けます。



「恵比寿様も1年に1度、町に出られてうれしそう…」四条通には、賑やかなお囃子が響きます。


商売繁盛笹もってこい!という歌を口すざむミモロに「はい、福が来ますように…」と福笹を…。「わー今年も福笹頂いちゃったー」と、大きな小判が下がる笹を嬉しそうに担ぐミモロです。


「えびす船」といっしょに南座の近くの大和大路まで進むと、そこからは「京都ゑびす神社」の「十日ゑびす大祭」の賑わいが始まります。
「わーここもすごい賑わい…」鳥居のそばには、縁起物を売るテントが並びます。





こちらは、福笹1本3000円。縁起物は、1000円~。
「わーこっちもいろいろある~。みんなつけたくなっちゃうものばかり…でも、たくさんお飾り付けると、お金なくなっちゃう…」とミモロ。きっと恵比寿様が、その分戻してくださるかも…まぁ先行投資というつもりで…。「でも、ゑびす祭で一番商売繁盛してるのは、恵比寿様だねー」と。その恵比寿様の福を、あとでみんなにお分けするんでじゃないの?恵比寿様がお金持ちそうで、お金がたくさん集まっていると、そのご利益もたくさんありそうな気がするもの。「まぁ貧乏な恵比寿様じゃねぇーパワー感じないかも…」と、ひとり納得。
ミモロが訪れた昼間は、割と空いていて、本殿へのお詣りも待たずにできました。「わースゴーイ!」

さて、こちらの「京都ゑびす神社」の起源は、約800年前。建仁寺建立にあたり、その鎮守の社として建てられたもの。大阪、西宮の今宮神社と共に、「日本三大ゑびす」と称されているそう。ご祭神は、八代言代主大神で、大国主命の子供に当たる神様です。ここには、親子のご祭神がお祀りされていることに。
「えー恵比寿様って大黒様の子供なの?」と、毎年悩むミモロです。
「今年も、これで商売繁盛…」と参拝を済ませ、京都ゑびす神社を後にするミモロ。

12日まで、ゑびす大祭は続きます。
*「ミモロのミニ写真展」お知らせ:京都ゑびす神社に通じる大和大路沿いの「洋食かるみあ」で、12日までミモロの写真が店内に飾られています。「あのーミモロのミニ写真展なのー恵比寿様のお詣りの時に寄ってね。ここでは、ロールキャベツやハンバーグ弁当なんかが11日まで販売されて、店内で食べられるの。ミモロの写真を眺めながら、美味しい料理が味わえるよー」と。「洋食かるみあ」は、四条通から大和大路を「京都ゑびす神社」方向に10メートルほど進んだところです。
ミモロは、11日のお昼頃には、店内にいます。よかったらお立ち寄りください。



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