京都の駅の近く、泉涌寺エリアは、京焼・清水焼の窯元が集まっている場所。ある日、ミモロは、その1軒の「平安陶花園」を訪れました。


「泉涌寺のバス停から歩いて5分くらい~東福寺も近くなんだ~」とミモロは、トコトコ歩いて到着。
店内には、作品がいっぱい~。


「わ~みんなカラフルで楽しい~」とミモロは、作品を見てゆきます。
ここの窯元が得意とするのは、「交趾(こうち)」という技法を用いた陶器です。


「交趾」の技法は、中国南部で生まれ、日本には、ベトナムのコーチミンを通じ、交易によってもたらされました。
白泥を「かっぱ」という細い線が描けるものに入れて、模様を描き、そこに色を入れてゆきます。
「バースディ―ケーキのプレート描くみたいにするんだよね~」とミモロ。
白泥で枠取られるので、細かい部分の色も鮮明に表現できます。でもそのためには、多くの手間と熟練した技術が必要です。
この窯元の代表である伊藤南山さんは、伝統工芸士で、高度な技術が必要な茶道具などを手掛けていらっしゃいます。

昭和24年に創業されたこの窯に伝わる素晴らしい技術を継承され、今も多くの作品づくりをなさっています。

「すごくきれ~い!」とミモロが見惚れる茶碗。艶やかな表情がお茶事に華やかさをもたらします。
「京都らしい雅な感じが素敵だね~」と。

「ミモロもお茶のお稽古するのに、お茶碗欲しい~」と大胆な発言。あのね~ミモロが使うには、ちょっと上等過ぎるのでは…。「え~でも~」と、すっかり「交趾」の技法に魅了されたミモロ・・・
「こっちの小さいのならいい?サイズピッタリだと思うけど~」と、お酒の器を見つけます。

「やっぱりいい器を使わないとね~」とミモロ。確かに、日常的に使う器も上質なものを使うと、暮らしの質も上がるかも…。
「こっちのカップもかわいいよ~」とミモロが好きな金魚の模様。柄の部分の縁が盛り上がっているもの特徴。その枠があることで、模様なクリアに表現されています。

お店の奥は、工房です。「ミモロちゃん、よかったら見学しますか?」といわれ、「はい!」と元気にお返事。


ミモロは、工房の見学をさせていただくことに。
*「平安陶花園」の詳しい情報はホームページで
ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

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